植村直己の「青春を山に賭けて」を読んだ。
「エベレストを越えて」に比べると読みやすい
印象を持った。
それにしても、最小限のお金で海外に行き、働きながら
山に登るという、まさに青春を山に賭けた人生に、
今更ながら驚いた。
この書は、山登りそのものよりも植村直己の青春、冒険人生
世界放浪記を書いたものと言ってよい。
したがって、アマゾンのいかだによる川下りなども書かれている。
そのあたりで、少し、読むスピードが落ちた感じがあったが、また、
エベレスト登頂当たりから回復した。
野口健が、植村直己の著書に感銘して登山を始めたというが、
やはり、ただものではなかったことを再認識した。
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