ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

介護士からプロ棋士へ

2018年04月05日 | 将棋はミステリー

副題がおもしろい。「大器じゃないけど、晩成しました」

1999年将棋の奨励会を26歳の年齢制限で退会。

2007年新しい編入制度で33歳のときに奨励会に再度編入。
2009年、2年後条件を満たせず、再度、退会。

2014年、再度、編入試験で見事合格。41歳でプロ棋士になる。

という経歴を持つ今泉棋士の物語だ。奨励会を退会した後は、
ファミレスで働いたり、介護士の仕事もしていた。

泣き虫しょったんの奇跡の瀬川棋士のあとに作られた新しい編入試験
に基づいて、初めてプロ棋士になったのだ。

それにしても、一度ならず、2度も失敗したにも関わらず、
3度目の正直でプロ棋士になるなんて、ドラマチックとしか
言いようがない。

感動した。

前に読んだ「将棋の子」のように挫折して、新しい人生を送るのも人生であれば、
プロ棋士になることを目指し、七転び八起で夢をかなえた今泉棋士の人生も人生である。

今度、藤井君と対局があるらしい。是非、見たいものだ。

 


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