山女日記の続編を読んだ。4編からなる。
従って、一編が、若干、長く感じた。
前半の2編は、ちょっと、いまいちに感じた。
後半の2編は、行ったばかりの山のせいか、親近感も
あったが、内容的にも、良かった。
特に、「立山、剱岳」は、面白かった。
娘と母親の登山だが、娘は、登山ガイドを目指す。
母は、実は、亡くなった父親と、付き合っていた時に、
この山に来ていた。そして..
中々、最後は、感動ものの終わり方だった。
最後の作品は、二人の手紙による語りだ。この作品に
限らず、この山女日記は、二人の主人公が、入れ替わって
一人称で語っているようだ。それが、ちょっと、慣れない
せいか、混乱するが、面白い試みでもあると思った。
最後の作品は、少し、感動を促しているようにも感じた。
上の立山・剱岳のように、素直に感動を感じるまでには、
いたってなかった。
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