文芸翻訳家、越前敏弥氏の評判の著を読むことができた。
予想通りの素晴らしい例題とその説明が盛りだくさんだった。
おもしろい例題をノートに書き写してみたが、その中から、
更に傑作なものを紹介したい。
She said that that that that that boy used was wrong.
5個もthatがあって何が何だかわからないが、最初と最後は
問題ないだろう。最後から二番目が関係詞だと気がつくと、やっと
見えてくる。
最初から2番目と3番目が、"あのthat"という意味になる。
したがって、「あの少年が使ったあの'that'は、間違っていると
彼女は言った。」となる。
もうひとつ、下記はどうだろう。
They routinely write checks of ten twenty a hundred
thousand dollars.
下記二つの可能性があるとのことだ。
1.ten,twenty,a hundred thousand-->dollars
2.ten,twenty,a hundred-->thousand dollars
しかし、一般常識から2.が正しいとなる。
「彼らは、日頃から、一万ドル、二万ドル、十万ドルの小切手を切っている。」
正答率10%の難問だそうだ。もちろん、お手上げだった。
ブログを拝見したのですが、ぜひ読書ログでもレビューを書いて頂けないかと思い、コメント致しました。
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