先日、市川雷蔵の古い映画を3週連続でBSテレビ放映
していた。
その中で、「剣鬼」というのがあり、思わず見てしまった。
少々、荒唐無稽なところがある作品だった。
何しろ、犬の子と言われて育ち、馬鹿にされぬように、
一芸に秀でろと養父に遺言される。
すると、花を育てる特殊な能力を発揮する。更に、
馬に負けずに走れる能力もあることに気が付く。
更に、居合を練習する武士を見て、居合を習得するのだ。
誰の作品かと思えば、柴田錬三郎だったので、その作品が
載っている短編集を借りてきたのだ。
それは、「人斬り班平」という題になっていた。
映画のストーリーと若干、変わっていたが、上記の一芸は、
変わらない。
上記のほかにも5編の短編があるが、どれも、中々、面白く
読めた。
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