木曜日の暮らし

［働く］8am/9pm

［食べる］■朝食：ホットミルク、ハム＆エッグ、玉葱炒め、トースト→5品目
■私の昼食：実験ご飯でパスタ弁当（写真）→15品目
■夜食：鴨と梨でらグー気分を手早く（写真）＋アルモンデ（笑・豆腐、チキン、ポテト）→8品目
［今日の私は何品目？］5+15+8-重複0=28品目
［今日の食出費］無し

［考える・忘れてはならないこと］
いわゆる大手ホテルの、食品偽装（とよばれる）事件が、連日、報道されている。
種類の違いは、微妙な悪意を感じる。たとえば、芝エビとバナメイ海老は、成体のサイズも香りも違うので、これを見誤るクックは、そうはいなかろうと思う（苦笑）。そういうことにしておけ、という指示が、どこかにあるのではないか...と勘繰りたくなる。
産地呼称は、難しい。今の時期なら、どこそこが一番だね、というのは、日本食の楽しみでもあるから。房総の鮑。厚岸の牡蠣。伊勢志摩の伊勢海老に比べて小ぶりでも、引けをとらない、房総や伊豆の伊勢海老もある。
その時期に、予定された、一番いいものをメニューに載せたいという想いはあっても、生き物のこととて、予定通りの収穫があるわけではない。その時に、「今日はどちらからのモノがより良いので、仕入れております」、そう言える信頼関係が、キッチンとゲストの間にあるかどうか、だと思う。

かつて、京都の懐石料理屋で、「朝どりの果物と書いてございますが、今朝の嵐ではかないませんでした。昨日の午後にようよう届けてもらった品でございます。」と言われて、心をしんとさせたことがある。食と人への敬意を感じたから。そして、それを伝えても、私が騒ぎ立てる人間ではないと、彼らが思っている気持ちを、ふんわりと感じたから（笑）。