★飛び込み記事です★
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 今日食べたもの
美しい、晴れやかな壺が運ばれてきます。
『熱々だから、触らないでくださいね』 スタッフの声に、従います。蒸籠から引き出された壺の熱感は、離れていても、わかります。
『用の美』に国境はないのだと、思います。スープを蒸しあげる時の、蒸気を戻すための、小さな穴があけてある、陶器の内蓋をみると、わかります。
■例湯(ライトン)、広東の今日のスープを意味する言葉です。
この日は手羽、中国白菜、干し貝柱、クレソン、枸杞の実。具材よりも、濃厚な旨みのスープを食すことに、意味があって。身体の奥から、気持ちが立ち上がるような、滋養のスープなのです。
壺に具材をいれ、上湯を注ぎ、水を足さずに長時間、蒸し続ける。このスープには、『元気になぁれ』と願ってくれた『時間』の妙味が、働いているのだと、私は思っています。(ニッコリ)
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 今日食べたもの