白和えと呼ぶには、色がつき、おから寄り?(笑) ふんわり、豆由来の香りが出汁とかさなり、フワンとした食感は、上等な卯の花でした。新しい食感です!
初めて使ってみた食材で、完成形を食したことがない、実験料理です(ニッコリ)。
高野山のお土産に、『高野豆腐の粉』をもらいました。高野豆腐をおろして粉にしたもので、常温保存できる乾物とのこと。
20gの粉を、80mlの出汁や砂糖とあわせて、レンジ加熱すると、白和えのあえ衣になるという手順が書かれていました。
前夜のきりたんぽ鍋で養生した『鶏出汁』を活かし、混ぜて、レンジ加熱すると?
おぅ、ふんわりしてきます。ヘェ!
小松菜を1cm長に刻み、揃えるように生木耳を切り分けて。作り置きの、舞茸白出汁煮を混ぜて、レンジ加熱し、火を入れて。
釜揚げしらす、和え衣を合わせます。味見して足りなければ、塩を補うとして。
短時間で、卯の花よりの白和えが、できました。その上、新しい食感が楽しかったです。
調べると、長野県南部でも、同じように、高野豆腐の粉を使う、郷土料理があるそうです。長い厳しい冬を、工夫して暮らす知恵なのだと、嬉しく学びました。
きりたんぽ鍋の〆を整えて、迎えた翌朝。卯の花見立ての他に、柿かぶら、もずく酢を並べて、秋の日本を(ニッコリ)。
食後の梨は、南水、新高まで来ました。梨の世界は、駆け足で晩秋に向かっています! どうか、ゆっくりで願います。
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