トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*雨見

2010-11-08 | 合混で闘作すれば

 雨降りやまぬ 奄美の島に

   数多押しよす 暴れ水 ハア コリャコリャ            弥生姐さん

 トロ箱のごとく車は水栗毛                      一転舎

 秋雨と思う間もなく丈の水                      トロル

 初氷便りを聞きしこの朝に水漬けの島ようやく開けぬ      豊穣真砂

 溢れ水好奇は直ぐに恐怖なり校舎軟禁闇夜果てなし      賛燈火

 ケータイはここにかしこに溢れども無線ひとつも無きぞ悲しき 懸命震王


導水路

2010-11-08 | 水辺環境の保全

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 立冬になったというのに、まだアキアカネは産卵しに来る。水面より湿った土のところへ打産卵しているが、水の流入が無ければ直ぐに乾燥する部分だから、作業の支障になるのだが導水路を設え通水させた。

 チョロチョロとしか流入量がないから、漏水と相まって予定より20cm水位が不足のまま上昇しない。それでも水の供給が続くうちはトンボの子ども達は生き長らえることが出来る。来期まで産卵は見込めないと思っていたから思わぬ誤算である。

 少ない水量、小さな溜池であっても、手を加えなければ流れ下って棄てる水だけど、貯水できれば水生生物には故郷創世だ。

 水面となる渚線に沿って溝を掘り、水を回したから地表面が水平でないのが判った。下手の堤を築いた面と上手の面では20cm程の高低差があるから、下手は堤まで水が到達しても、上手の地表面は水の底にはならない勘定だ。どうするかは漏水を止めてからのことにする。