トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*蕪村ぶそくる 浮世編

2010-11-12 | 温故痴新

 陽炎や名もしらぬ虫の白き飛ぶ

    陰老だ毛も白き主薄毛飛ぶ

 梅に明る夜ばかりとなりにけり

    白け気味呆る余ばかりまつりごと

 蚊の声す忍冬の花の散るたびに

    かの声す忍苦の血潮散るたびに

 月天心貧しき町を通りけり

    党慢心まず敷く道を放りけり


訪問児

2010-11-12 | 遊び子は

Photo  小春日和の今日、3,4歳の子どもを連れた親子が6組ほど散策に来た。漏水防止のための溝掘りと埋め戻しをしげしげ眺めつつ三々五々、まだ完成しない池の畔でプチ水遊びをして通り過ぎていった。

 土塊を摘まんだり、水に入ろうとしたり、かとおもえば母親に抱っこされたまま降りてこない子もいる。母親曰く「こういうのはとても汚いと避けるんです」との話だった。

 でも小生に言わせれば「せっかくフイールドに来たのだから立っていないで、母親自ら他の子どもと同じように遊んでくれれば…」と思ったけれど、生来の小心者ゆえに思っただけでおしまい。

 小春日和とは言え、池の中に入りたがる剛の者もいて、幼児の集団は見ていても面白い。