トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

第一村人発見

2010-11-11 | 小父のお隣さん

Photo_3  トンボ池造成中の小水路にカワニナを発見した。造成部は棚田だったところだが陸地化して水生生物が住める環境ではなかったから、この個体は上流から導水管を通って流れ込んだものである。

 水源の水路は日陰だから、カワニナも多く生息できる環境では無いものの、生息していたという事実は多少の感動がある。

 隣接する水系には、僅かながら蛍が発生するから、来シーズンまでにカワニナが増殖してくれれば、蛍の生息場所が増える可能性がある。カワニナ一匹と言えども生態系の回復の大きな希望である事は疑う余地も無い。


基本形完成

2010-11-11 | 水辺環境の保全

Photo  Photo_2

 トンボ池のほぼ完成形がようやく現れた。棚田跡一枚を利用して、北寄り中央に約一坪の池、東側の辺に沿って導水路を小川風に配置した。堤も上部の面幅は3尺とってあるから親子で手を握って歩ける広さがある。

 今後、植栽や水域内の工夫をしなければならないが、その前に漏水箇所を補修する必要がある。今日も新たな漏水箇所があって、流入量と同じくらい漏水していた。貯まらないはずである。それでも底部からの漏水でないからホッとしている。

 小川の堤と西側の堤を丸太橋で渡れるようにするのだが、材木の切り出しはこれからだ。至近のヒノキは送電線の近くだから伐採は出来ず、送電線に接触しない十分な距離をとると運搬距離が長くなってしまうが、安全第一である。