葦の原刈れば下草なき更地
喉笛の木枯らし自在走り抜く
からすうり赤き実転ぶ刈り払い
廃田を掘る足元にあきあかね
アキアカネが産卵していると言うのに導水しないと干上がってしまうから、不便を承知で堤を少し切り裂いて水を横流しした。沢は通常の水量に戻っているから蛇口から出てくる水量程度だ。
掘り上げているうちにビジョンは次々と変わって、最終的には導水路の細流はS字形とした。それによって短い水路でも環境の多様性が出現する。あわせて池の部分には少しでも暖かい水を供給したいためだが、浅い小川風に設えたから、メダカの学校が見られるかもしれない。
この一角は、環境学習用のフイールドと言うのが最終形なので実物模型みたいなものだ。アキアカネは昼近くになると出現してくる。気温が低いためか、産卵するカップル以外は陽だまりで日光浴しているのが多いが、小虫が飛来するとすばやく上昇して捕獲するから小生の休息とは大きく異なる。今日はミヤマアカネ?も姿をみせた。