トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

またも捕獲

2010-11-07 | 小父のお隣さん

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 補装工事でいつもの駐車場が利用できないから、上手の駐車場へ車をまわしたら、今回も橋の下で猪の解体を行っていた。前回より小型だった。新聞にも「猪の被害多発傾向」と載っていたが、フイールドの棚田の被害は当たり前としても、通路や湿潤地、刈り草の集草部など、生物のいそうな所はのきなみ穿り返されている。歩き難い事この上ない。

 このフイールド一帯には昭和の時代存在していなかった猪だが、年々増加しているのを感じ取れる。帰路、車に乗り込んだら駐車場に雉が現れた。あわててカメラを出した時は対岸に渡って全体が撮影できなかった。この程度の動物はいくら現れても歓迎するのだけれど…。


漏水

2010-11-07 | 水辺環境の保全

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 「やっぱり!」と言うべきだろう、漏水している。先人は「葦が生えると水が漏れる」と葦草の抑制を心がけたものだが、放棄田になり葦草の生い茂るままにまかせた棚田は漏水しないのが普通でないのだ。

 一旦、掘り下げて根茎を除き、新たに堤を構築すれば良いのは解っているけれど、スコップ一本の作業では眩暈がする作業量になるだろう。てなことで、堤の基礎を広く取ったものの三箇所から漏水が見られた。以前の棚田再生の堤の時よりも量は少ないからホッとしたのだが、水を入れ、一日放置しても刈り払った地表面まで水位がこないのだ。

 計画では、もとの地表面はひたひたに浸す位の浅水域にしたいので、「胴突き」で鎮圧してみることにした。これは結構な重労働で、直ぐに呼吸が荒くなる。それでも一箇所の漏水は収まった。残りの二箇所は、水を掛け土を軟らかくしてから再度の胴突きをする。