トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

採集して最終!

2011-07-01 | 感じるままの回り道

Photo_4  Photo_5

 帰路の途中に真っ白なキノコが目に止まる。すぐテングタケの仲間だと判るが鑑別は至難だが、猛毒がある事だけは確かである。地上の外見だけで、あえて地下の壷まで確認しないでも良いのだが、暇だから指で掘ってみた。確かに卵殻を半分にしたような壷が見えた。

 ドクツルタケと思って撮影したのだが、図鑑の説明とは微妙に異なる。特に柄のささくれが少ない。確証はないけどシロタマゴテングタケだろうか。明暗比が強いので調整したのだが、ケータイではこんなもんだった。

 採集したいわけでも無いけれど、暗い林内では嫌でも目に付くから寄ってしまう。さしずめ白粉を塗りまくった妖女が暗がりから呼んでいる様だ。ふらふらと立ち寄ってご馳走になる、何て事をすると、それで最終となる。The end である。クワバラ、クワバラ。


刈り暮らしのトロル

2011-07-01 | 今日は真面目に

Photo  Photo_2

 シーズン突入で、九月までは「刈り暮らし」の日々に近い。連日あまりの暑さに、泥水地の畦かさ上げは断念して、再萌芽してきた葦を刈り取った。

 鎌を泥の中に突き立てて根茎のあたりと思しき部分から切り取るのだが、これが結構腕の力を要する。終わる頃には握力も弱くなるほどである。また泥とは言え、土の中で引きまわす鎌の刃先は見る間に切れ味が鈍ってくる。

 軽くなぎ払えばスッと切れるほどに研いでいても、作業が終われば、また研ぎなおしだ。

 止水域の水中にはマリモならぬマルモ、正確には輪藻状態の藻が浮いている。どうしてこうなるのかは不明だが、底から増殖しながら水面まで到達し、そのあと水平に先端を延ばしていきながら途中で切れる事で成るように思えた。自然も時折いたずらする。


*山笑う

2011-07-01 | 小父のお隣さん

         ホトトギスうぐいすあまた泣かしけり

         虫を追うコシアカツバメ谷地の空

         うぐいすもサンコウチョウも鳴き比べ

         ちょっとこい特許許可局チカレタビー

         万色の木々もこもこと緑なり