帰路の途中に真っ白なキノコが目に止まる。すぐテングタケの仲間だと判るが鑑別は至難だが、猛毒がある事だけは確かである。地上の外見だけで、あえて地下の壷まで確認しないでも良いのだが、暇だから指で掘ってみた。確かに卵殻を半分にしたような壷が見えた。
ドクツルタケと思って撮影したのだが、図鑑の説明とは微妙に異なる。特に柄のささくれが少ない。確証はないけどシロタマゴテングタケだろうか。明暗比が強いので調整したのだが、ケータイではこんなもんだった。
採集したいわけでも無いけれど、暗い林内では嫌でも目に付くから寄ってしまう。さしずめ白粉を塗りまくった妖女が暗がりから呼んでいる様だ。ふらふらと立ち寄ってご馳走になる、何て事をすると、それで最終となる。The end である。クワバラ、クワバラ。