トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジックリ見る

2011-07-16 | 小父のお隣さん

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 飛行中から網目が目立つトンボ、ショウジョウトンボのメスだと思っているのだが、確信はない。交尾飛行中はオスの緋色だけが目立つので、どうしてもメスには注意がいかないのである。

 一方のシダはオスもメスもないから気が楽なのだが、どれも同じように見えても違いがある。これは、時々訪れるH氏の知識によるのだが、シダ類もかなりの多様性があって、フイールド内には珍しいシダもあるのだそうな。

 幾つか教えてもらい忘れないのは「コモチシダ」だけだ。林道の斜面に普通に茂っていたのに気がつきもしなかった。今は子になる小さいシダは、まだ親葉から立ち上がっていず、表皮の一部だ。

 梅雨が終わる頃には子シダが隊列を組んだように葉の上に並ぶ。面白いと言うか壮観でもある。しかし今期は成長した隊列からしか見る事が出来ない羽目になってしまった。多忙期に要介護状態なのは情けない。


*ギプスの夏

2011-07-16 | 感じるままの回り道

Photo   庭の草ギプスの身ではギブアップ

   ひと夏を棒に振るなりギプス脚

   松葉杖にじり伸ばす手パセリ摘む

   風便り香る山百合かゆき脚

   山百合を見つめ脚上げ脚下げる