トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ワルナスビとヌスビトハギ

2011-07-07 | 小父のお隣さん

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  「ワルナスビ」なんて誰が命名したのか「なるほど!」と思える名前だ。駐車場の際に、ここ数年目立ってきた外来植物である。

 最初に見た時は「おお!ナスの花」と思ったのだが、どうも妖しい。調べてみたら「ワルナスビ」だった。日陰や日向を選ばず成長するし、下向きにつく棘は皮手袋さえ突き抜ける。昨年まで刈り払っていたのだが衰退する兆候は全くなし。

 今年は一本一本手抜きしている。より手間を掛けているのに「手抜き」とはいかがなものかと遺憾に思うけれど致し方ない。手にフイットする柔らかな皮手袋では痛い目に遭うので、バラに使える厚手の皮手袋を使用する。それでも掴みどころが悪いと「逢っいたい!」となって「島の日暮れの段々畑…」と鼻歌が出てしまう。

 このワルナスビより大繁殖してきたのが「ヌスビトハギ」だ。萩の花に似ているのに騙されて黙認したら、種は服にベッタリついて取り難いし、年々、群生するような増え方をしている。こっちは引き抜くなんて数ではなくなった。

 さて、あの「チェリノブイリ」は「ワルナスビ」でなく「ニガヨモギ」という意味だったと、「ノストラダムの大予言」の解説にあったような・・・。いま秋津島瑞穂の国には「ワルナスビ」と「ヌスビトハギ」が席捲している。石鹸では対処不可能だ。


* 「限界原発」

2011-07-07 | 小人閑居して憮然

Photo_3    秘とすれば花に富がつく利権つく     密蜂

    説明会市民代表猿七人          猿回し

    この危でも蟻の一穴まだ欲しや     限界原発

    痛惨症何も学べぬ公無縁         得利徒

    人災へ既成事実をまだ図る        歩暗院

    やるせないやらせメールに滅入るなり  窮電