トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

捕獲最終回

2011-07-02 | 小父のお隣さん

Photo_2  6月いっぱいでオオスズメバチの捕獲トラップを引き上げた。3回目の回収だが、狙いのオオスズメバチは8匹しか入っていなかった。

 例年、4月5月の二ヶ月間で100匹超のオオスズメバチを捕獲するのだが、今年は6月を含めても40匹だ。代わりに他の種類のスズメバチが入っている。

 これは例年になく多い量で、比率で言うと逆転しているのだ。理由は知る由も無いが、飛翔しているオオスズメバチとの遭遇頻度は「少ない」とは感じていないから、理由は別にあるのだろう。

 昨年度と設定の比較をすると、元液に濃縮還元リンゴジュースを使用していて、これが大きな相違点だ。他の材料配合は変更無いので、理由はジュースなのかどうか…。

 女王蜂の捕獲は終了したが、これからは働き蜂に小生が脅かされる期間に入る。因果は巡るのである。


鞍部の刈り払い

2011-07-02 | 今日は真面目に

Photo  鞍部の刈り払いに行った。若草の出る頃、ネザサを刈り取っただけなので予想はしていたがヒメジョオンなどは背の高さだ。

 ここは低草地誘導中で、盛夏の植生はまだ安定はしない。昨年は蔓植物が優勢だったが今年はヒメジョオンやミゾソバが優位だ。冬に猪が全面を掘り返してデコボコになったままなのだけれど、その低い部分に水が溜まり易くなっており、ミゾソバが繁殖し易くなったようだ。

 まだネザサの再萌芽がさかんで、春から50cmは伸びている。これは念入りに表土と一緒に刈り取るようにしているのだが、なかなか衰退せずしぶとい。最低でも年一回は刈り込まないとネザサは、その勢力を増すだけである。本当に精力のある植物だ。

大杉の梢でウグイスがさえずる。ウグイスは盛夏になってもさえずるから、季節感を感じないが、汗だくの身には心地よい。