トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

またまた接近遭遇

2011-07-03 | 小父のお隣さん

Photo_13  ササユリ一株、斜面に開花していたのを見つけ、人工授粉させようと手を伸ばしたところで、ハチの羽音がする。スズメバチと悟って、とっさに周囲に気を配ったが発見できない。足元も草むらだからソーと退いたら巣が見えた。ハチは巣に居ず、小生の背後から巣に飛び入った。

 今の時期だから、これで済んだが、梅雨明け以降だったらハチの襲撃にあっていたのは間違いない。

 どういう訳か今年は、このハチと遭遇する機会が多く、巣も、これで5個目なのだ。この巣も遊歩道脇の斜面だから、働き蜂が現れる前に駆除せねばならないのだろう。

 既に自己保身の働きか、ハチのくぐもった羽音は早くから聞こえるようになってきた。なんたってフイールド最強の恐ろしい生物なのだ。


*梅雨の一時

2011-07-03 | 感じるままの回り道

    草刈れば薄荷は匂う汗の身に涼しき風の吹きたる心地

    水渉るクモの逃げ足早ければ水に沈まぬ水蜘蛛の術

    泡玉で生まれ落ちたる水中に尻尾を嬉々と振りて沈む子

    ノアザミの高貴なるかな花色にアゲハは群れてなお寄り難き

    雪雲のごとくヤナギは綿毛噴く泥手に付けば見えたり微種子