ササユリ一株、斜面に開花していたのを見つけ、人工授粉させようと手を伸ばしたところで、ハチの羽音がする。スズメバチと悟って、とっさに周囲に気を配ったが発見できない。足元も草むらだからソーと退いたら巣が見えた。ハチは巣に居ず、小生の背後から巣に飛び入った。
今の時期だから、これで済んだが、梅雨明け以降だったらハチの襲撃にあっていたのは間違いない。
どういう訳か今年は、このハチと遭遇する機会が多く、巣も、これで5個目なのだ。この巣も遊歩道脇の斜面だから、働き蜂が現れる前に駆除せねばならないのだろう。
既に自己保身の働きか、ハチのくぐもった羽音は早くから聞こえるようになってきた。なんたってフイールド最強の恐ろしい生物なのだ。