トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

増築4日目

2011-12-04 | 今日は真面目に

Photo_3  高所恐怖症の小生には恐ろしい作業の一日だった。俊敏な反応と動作が出来難いのに屋根を葺いたのだ。

 残っていた野地板を張り、明かり取りの隙間を取りながら、屋根の上で鋸引きと波板の取り付けが終わった。普通ならしゃがみこんで作業が出来るのに、膝と足首の曲がりが十分に回復していないから座り込んでの作業だった。

 だから更に手際が悪くなる。それでも何とか終了してホッとする。3日続きの雨天で身体もなまっていただろうが、小春日和のいい日になったお陰で片付いたような物である。

 昼近くに1歳半くらいの幼児を連れて若いママが拠点に上がってきた。見覚えはないけれど、何時も付近で活動しているグループの一員のようで手馴れた遊び方だった。雨の後でシイタケが発生していたから採集させて、咲きはじめた水仙の花も切り取っていった。水仙の花はお子さんがお気に入りの様で握って放さない。シイタケには関心が向かなかった。当たり前か…。


ついでに燻す

2011-12-04 | 何よりの楽しみ

Photo_3

 暇つぶしに作る、竹ボラ、ケーナ、尺八の材料を薫製にする。ケーナと尺八の素材は黒竹、竹ボラは孟宗竹なのだが、色を加えるのと防虫の両立を狙っての事だ。

 でもスモークチップは食用にも使っているヒッコリーだ。本当はタンニン成分の多いブナやナラを使いたかったのだが、あえて購入するまでのことではない。お遊びなのである。

 しかし、むざむざ数時間の熱薫を無駄にするには忍びなく、豚バラ500グラムも前処理しておいて放り込んだ。結局、このために「豚バラの薫製」に準じた方法をせざるを得なく、余計な手間を喰ってしまった。薫製を食べれたのだから文句を言う筋合いはないけれど、「呉越同舟」はいけないと言う事がよーく理解できたのであった。

 薫製も薫製のために時間を費やすのではなく、拠点で作業する「事のついで」に過ぎないけれど、薫製の完成形はと言うと、写真を撮る間もなく、会友共々5人の胃袋に納まった。もちろん、ついでに試食されたのだ…。苦労が実を結ばない人生であることよ。