高所恐怖症の小生には恐ろしい作業の一日だった。俊敏な反応と動作が出来難いのに屋根を葺いたのだ。
残っていた野地板を張り、明かり取りの隙間を取りながら、屋根の上で鋸引きと波板の取り付けが終わった。普通ならしゃがみこんで作業が出来るのに、膝と足首の曲がりが十分に回復していないから座り込んでの作業だった。
だから更に手際が悪くなる。それでも何とか終了してホッとする。3日続きの雨天で身体もなまっていただろうが、小春日和のいい日になったお陰で片付いたような物である。
昼近くに1歳半くらいの幼児を連れて若いママが拠点に上がってきた。見覚えはないけれど、何時も付近で活動しているグループの一員のようで手馴れた遊び方だった。雨の後でシイタケが発生していたから採集させて、咲きはじめた水仙の花も切り取っていった。水仙の花はお子さんがお気に入りの様で握って放さない。シイタケには関心が向かなかった。当たり前か…。