煮こごりになりし若手羽夏子なり
風呂吹きを呑めば熱かり胸の奥
大雪に思うふるさと三名山
立冬になおコオロギの鳴く夜かな
初霜の日よりコオロギ鳴きもせぬ
空いっぱいに枯れ葉が舞っている写真になるはずだったのだが何も写らなかった。
林道や広場、落葉樹林内は落葉で一杯になってきたが、まだ半分は樹上にある。それが時折吹く強い偏西風で大空高く舞い上がり、また降り注ぐ光景は圧巻である。
厳しい冬将軍の到来を告げるサインでもあるけれど、小生はとっても好きな光景なのだ。舞い上がる枯葉も良し、ハラハラと降り注ぐ、風の息継ぎの一時は手を止めて見とれてしまう。これは、一年の中での本当に僅かな時間だ。