トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ストーブ

2011-12-24 | 感じるままの回り道

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 コンプレッサーのタンクがストーブになったが、燃焼試験をしないうちに、年少の子ども達の山遊びでデビューとなった。

 焚口は上部投入式で下部は空気穴だけの、使い勝手というか、後始末のしにくい形式にしたのは「山林火災防止」のためである。火が大きくならず散乱しないためには、そのための隔壁を要する。なんだが原子炉の格納容器みたいになってしまったけれど・・・。この炉の放射能漏れは「絶対無い」。

 会の活動でストーブを必要とすることは無いのだけれど、チビちゃん達には暖を取るだけでなく、教育的にも火の気は必要だろう。燃焼状態を尋ねたら「良く燃えますよ」との返事が返ってきた。今日のメンバーは年少さんだったから燃焼したのか、乳児さんなら無理だった?!。ンなことはないなあ。会の活動で利用できる機会は、1月2月の定例会、2回だけである。


枝払い

2011-12-24 | 今日は真面目に

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 台風十五号による風倒木の処理に入る。混交林として育成途中のエリアだが、松の大木が数本倒れてくれたので明るくなった。これでいっそう落葉広葉樹の発芽が増えるだろう。

 ここは実生樹で森を育成する心算のエリアだけど、若い森の姿になる頃まで通う事が出来るかどうかは神のみぞ知る。実生樹を育成して選抜まで出来れば納得だ。

 この松は被害木の中で№2で、胸高直径60cmあった。枝を払ったら林内がすっきりとしたが、枝と言っても太いのは25cmもあるから、切断して集積するのも一汗かいた。

 倒れる途中で周囲の樹木にも少なからず被害を与えた。同類の松の枝が折れたのは日照の点で可とするけれど、山桜や合歓の木などは幹から折られてしまった。春になれば脇芽を出すだろうが、裂けた傷が何とも痛々しい。