会友のMさんが、剥がしてリサイクルした波板にペンキを塗ってくれた。下部は鋏を入れると割れるような状態だったが、小屋本体の外壁だった時より短い寸法で足りたから、腐食の進んだ部分をカットしてリサイクルした。
ペンキも建築現場から余ったのを頂戴してきたものだから、一面だけしか塗れない量である。これで終了と思ったのだけれど、外した波板の処分はあるし、不法投棄してあったガラス戸のアルミ枠もあったから、これらを使って、出入り口の木製引き戸を金属製に取り替えた。
上下のレールとガイドも手直しして、見た目には立派な状態であるが、内実はボロボロの増改築・リサイクルなのである。これが今の国の姿だ。