トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

裏面の加工

2014-12-03 | 今日は真面目に
 作業もいよいよ終盤となり裏面の加工を行う。軽くするとともに顔にフイットするよう曲面をつけた。視野を確保するために瞳を大きくし漏斗状に整える。これでも被ると視野は極端に狭くなる。鼻も口も通じさせたので呼吸は楽だろうし声も通るはずだ。
 小生が若い頃、節分で鬼役をやって見えていない足元のおチビちゃんを倒した事があった。「酷い!」の声が聞こえたけれど、豆やお菓子を拾いたくて大勢もみ合っている中に幼児を立たせておく方が酷いと思ったのを思い出した。
 あれからン十年、この面は二代目になる。

アサギマダラの食痕

2014-12-03 | 蝶の食草園
 実生樹育成林の巡回をしていてハッとした。自然実生のキジョランがあって、そのうえアサギマダラの幼虫の食痕もあるではないか。
 小生、このフイールドで自然実生のキジョランを初めて見たのだ。食痕は播種育成定植株で観察しているが幼虫はまだ見た事が無い。期待して葉裏や周辺を仔細に探しても発見できなかった。それでも育成株でない蔓があったのはマイタケを発見して踊る程では無いものの、静かに「嬉しい」出来事だ。
 キジョランの株を増やしフジバカマの増殖、ヒヨドリバナの刈り残しなどしながらアサギマダラのご訪問を心待ちしていたが今季は叶わなかった。
育成株キジョランには大きな謎がある。成長がとても悪いのだ。既に播種5年目定植4年目の株が10株ほど存在するが、どれも50㎝程度で蔓として伸びていない。自宅の株は60㎝程で今季蕾もついたが開花しなかったし生育不良の理由は全く不明である。
 自然実生株は背の高さまでになっているのに…。