トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

なんとかのお馬鹿さん

2014-12-27 | 小父のお隣さん
  林道の落ち葉掻きをし集めた落ち葉を集積場へ運ぼうとした時、落ち葉の中にカエルを見つけた。道路脇の絞り水が流れている湿ったところに溜まった落ち葉の中だった。
 既にと言うより当然の仮死状態で落葉と一緒に集積する訳にもいかず、斜面の乾燥しない場所に移して落ち葉をかけておいた。カエルは「タゴガエル」で、活動期でも個体を確認できない年もあるほど目に留まらない。夏期、林内で見かける事はあるが繁殖期でさえずりが木霊していても現認するのは困難なカエルである。
 越冬場所を林道脇に選ぶなど、よほどお馬鹿さんなのだろう。

*十二月

2014-12-27 | 感じるままの回り道
       冬晴れに雲も急ぐや十二月
       どこ見ても首すくめたき十二月
       十二月古き賀状を数えたり
       プリンター見つつ版木もまた眺め
       山仕事相も変らぬ師走なり
       日向での作業無きなり冬の入り