トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやく一段落

2014-12-30 | 今日は真面目に
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 刈りはらったネザサの未集積分をようやく片づけることが出来た。放置したまま年越しはしたくない。徐竹部分はもう少し広く取りたいのだが現在の所は最小限の刈り出し面積である。
 刈り払いは動力で倒すだけなので割合簡単だけれど刈り倒した5~6mにもなっていたネザサを集積するのは手間がかかる。「刈り払うだけ刈り取って」と作業したのだけれど結果的には逐次集積の方が楽だったに違いない。
 少年期に読んだ牛若丸と弁慶の庫裡での「糊作り」の場面、牛若丸はご飯粒を一粒づつヘラで潰している。それを見てすり鉢で一斉に潰し始めた弁慶が馬鹿にする場面があったが、結果は牛若丸の勝ちだった。もう半世紀以上も昔の漫画のストーリーだがまだ覚えていて本日の作業とダブってしまった。
 同じ工程を集約したほうが能率的と思い行ったのだけれど「逐次処理」が正解のようだ。思考や判断の柔軟性が失われてきた・・・!?。
 集積はトレイルの崖側へ行ったが溝地だったにもかかわらず盛り上ってしまった。

越冬お菊虫

2014-12-30 | 小父のお隣さん
 玄関の掃除を行おうとしてしゃがんだら壁と土台の間に何か見えた。見慣れた物体だから「ピン!」と来たのだが活動期の蛹の場所とは随分と異なる印象だった。幼虫時代に食草にしていた至近では蛹にならないのは承知だけれど、まさかこんな低い位置で蛹化するとは思いもしなかった。玄関の床から10㎝である。
 考えてみれば「南向き・屋根付き」の優良物件だから冬を越すには「最適」と思ったのかもしれない。食草があるお蔭でジャコウアゲハの幼虫は普通に生息してくれるが蛹化場所まで把握するのは難しい。蛹は年間10体ほど視認するも羽化は一回も遭遇していない。夏季、小生が起床する早朝でも「もぬけの殻」になっている。夜明け前に羽化するのだろうか・・・。