トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

畦は通路で遊び場か…

2015-11-27 | 小人閑居して憮然
 野草の繁茂期が過ぎ枯草になるに従い水辺への進入が増え畦の植生も踏圧被害で剥げてしまった。もともと畦や堤は水辺の環境を維持するための構築体で通路では無い。小生も通るけれど、それは見回りや管理作業上必要不可欠だからである。畦や堤の使用留意事項は常識とも言える範疇だと小生は考えるが「環境教育」を標榜している人達で環境保全に留意するスタッフは小生の実体験の中では出会った事が無く降雨後の軟弱な状態でも平気でまかり通る。
 小生、水辺周辺の刈り払い時では水際の植物は高刈りしておくし選択的刈り払いにも留意する。かの人達は植生など意にも返さずオタマジャクシやメダカ捕り等で踏み荒らし裸地してしまう有様だ。数年前に業を煮やし幼児だけに限定して欲しいと申し入れをしたけれど環境破壊は止まらない。自然な草むらと見えても採り蒔きの植物を育成している部分も多く、踏み砕かれた部分を見ると怒りさえこみ上げてくる。
 定期的にこのような事業活動のフイールドとなると「口コミ」での被害も馬鹿にならなくなった。まあ、環境教育団体のスタッフ自体が友人知人を引き連れて捕獲に来るのだから開いた口は塞ぎようが無い。当地の「環境教育」は環境破壊を拡散する装置だと認識し始めたところだ。
 維持管理している水辺は小さく虚弱な環境だから自然浸食や獣害で容易に破壊され修復は日常茶飯事なので、生物保全の環境維持管理の視点からでは「人の活動で破壊される事無くひっそりと」を熱望するのだが、テレビの取材場所にし広報利用するなどもってのほかで、既に小生はプッツンしている。表題、誤変換で「遊び馬鹿」と最初に出た。これはこれで心情にぴったり。
               

何じゃ問題…

2015-11-27 | 感じるままの回り道
 中学時代のクラス会に参加し「上州物産館」を訪れた時の事。小生、季節の物産なら多少の興味はあるものの年中ある土産物に感心は無い。店内を一通り見渡して入らずに周辺の木々や植え込みを見て回っていた。
 その中に変わった葉を落とした木立がある。この葉自体が恐らく初見で樹名は想像もつかなかった。郷里で生活しているクラスメートにも尋ねてみたが判明しない。そこで手帳に挟み持ち帰り手元にある「樹木検索図鑑」や「葉による検索」を開いてみたけれど判明しない。ネット上の資料にもあたってみたが見つからなかった。
 ただ一件だけ似たような葉があったが同一では無く大雑把だった。写真の葉の様に細かい芸がないのである。それはともかくとして近いところと思った名前は五裂の「モミジバフウ」だった。そんなことで変わった葉の名前は不明のままである。
 フイールドに時折みえるSさん、機会があったらS先生に尋ねてみてください。これが最後のつてなのだ。

 追記:帰宅して一服代わりに何度か見ている映画「LIFE!」を見ていて33分36秒で「ハッ」とした。主演のベン・スティラーのキスシーンだったが頭上から舞っている落ち葉がまさしく木の葉、いいえ「この葉」だった。画面を停止させ一コマ送りで確認したから間違いないはずだ。こんなこともあるんだと…「年末ジャンボを買おう!」。それはともかくキスシーンに注目せず落葉に注目したなんて小生も秋が回ったか。いいえ、焼きが回ったかだ。