トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

材を取るところなからん

2015-11-30 | 小人閑居して憮然
 ヤマザクラの樹が途中で折れてしまった。小生等の活動範囲外の場所なのだが「放置する」との事だったから折れた部分を貰い受けてきた。最大径は350㎝程あったからまずまずの材となる。桜材は購入すれば高価だし、山中で伐採する訳にもいかないので生材とは言え棚ボタに近い機会である。
 この材を使いままごと遊びの食器などやキッチン用のスプーンやフォークを作れば模様も耐久性も両立した作品になると期待していたのだが折れた影響は目に見えるだけでなかった。折れてひび割れた部分は避けた心算だったけれど皿を削り出し乾燥するに従い見えなかった割れの部分が顕在化してきた。作品としての価値はすでに「アウト」になってしまった。「もったいない」が裏目にでて「我の苦労は割れで消え」たのである。まあ、まだ材はあるし二月の「緑の森」イベントまで作り続ける…!?
       ままごと用の皿      顕在化した割れ