
マユタテアカネは水辺だけでなく開けた場所でも見る事が出来るが、たいていは歩行の途中で飛び立ったトンボに気が付く場合が多く、長い飛翔はしないようだ。飛び立っても高く上がらず日溜り感のある場所に降りたつことがほとんどである。
この28日最低気温は3,9℃最高気温16,2℃。当地での初霜観測があった。奇しくもこの日は初霜の平年日でフイールドの初霜を期待したが無理だった。トンボ池周囲の枯草を刈り払い獣害対策で場外に運び出した後の場所にマユタテアカネとオオアオイトトンボが群れてきた。観察すると刈り残した部分よりも刈りはらった低い部分に集中する。動かずにいると衣服の日当りのよい場所へ飛んでくる。撮影機会は十分あったのに「充電してください」とメーッセージが出て電源が落ちる。「マーフィの法則」通りだ…。さてさて例年通り12月の第一週まで個体が見れる可能性があるようだが見納めが気になる頃でもある。