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ほとんどの個体に新鮮さは薄れ、翅の破れや汚れが目立ってきた。話は変わって童謡の「夕焼け小焼けのアカトンボ、追われてみたのは何時の日か…」と歌う一節、マユタテアカネを見て思ったのは「このトンボでは無いだろう」と言う事。
とすると「何トンボ」なのか眠れない夜になってしまった。時期はもちろん11月ではあり得ないし、ウスバキトンボを「アカトンボ」と言い習わす地域もあるそうだが、歌の情景に想起する赤トンボではなさそう。ここまで辿って気が付いた「この答を何かの本で読んだ事がある」。
たしか日本の赤トンボに言及した冊子だったが探しても見つからなかった。この時期の赤トンボは軽やかに飛び交うと言うよりも日溜りを求めて休んでいるほうが長くなった。