トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の替え歌

2022-03-27 | 温故痴新
           春の野に硝煙吹き上ぐいと哀しこの孤立地に婦女子泣くのも

            春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影にうぐひす鳴くも   大伴家持

大きな株

2022-03-27 | 今日は真面目に
 トンボ池横の環境試験地、この崖側がイベントの会場にしたいとの要望があって「蜂満神社より東側草地内には入り込まない」事を条件に妥協したのだったが根上がりで倒木となったコナラの根塊は転がり落としたままの位置に鎮座おわします。これだと舞台の範囲がやや手狭になるし草原に入り込ませないためにも障壁として使うために移動させた。

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 大きさが大きさで人力では金梃子を使っても動かすのは不可能だった。そこで牽引器を使い南側に曳いたのだけれど転がしたら左右の大きさの違いで東側に向きを変えてしまった。これではあまり役には立たない。そこで今度は北側に引きずって方向を調整しつつ所定の位置まで移動させた。
 この日も20℃超えの暑い日差しの中での作業となって肌着と長袖シャツの着衣でも汗が滴ってくるほどだった。まあ、牽引器を使ったとは言え、レバー操作をキコキコ続けるのは結構大変な作業なのだ。それでも何とか妥協できる位置に移動させることが出来て、人力では転がる事も出来ない重さだけれど両側下に丸太を噛ませ安全対策をして終了した。

 童話の「大きなカブ」ではたくさんの助っ人が現れて引っこ抜けるのだったが小生の「大きな株」では助っ人は無し。駐車場の方から「コンニチハー!」と幼子の声が届いたけれど振り向いて手を上げるだけで精いっぱいだったのである。ママさんが「届いたよ!」と言っている声も聞こえたけれど小生は汗みずくで余裕などなし多汗に憮然・・・。後はおぼろ、後はおぼろ。

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