トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の替え歌

2022-03-28 | 温故痴新
           月見れば同じ土地なり腐陳こそ君があたりを隔てたりけり   露兵

            月見れば同じ国なり山こそば君があたりを隔てたりけれ   巻十八 大友池主

スギ丸太椅子の皮剥き

2022-03-28 | 今日は真面目に
 丸太椅子は予定の数を調達した。ヤマザクラ、コナラ、マキ、スギの4樹種だが樹種はともかくスギの樹皮だけ剥き取る事にした。理由は2年ほど経った風倒木で接地面にシロアリが入ってきたからである。樹皮があると環境安定化作用があるから住み易い結果、食い荒らされやすい。
 最初に用材とした部位のシロアリ侵食は不問に出来る程度でも無いと思いなおし新たに10個の丸太材を調達し取り換えたのだが、その分の皮を剥いておく事にした。別に行わなくても良い作業であるけれど、まあ、姥捨て山の暇つぶしか。

 皮むき器はあるのだが両手で引かねばならず長さ1尺ほどの短材では皮を剥く力で動いてしまう。それでは皮がむけないから先が折れた厚鎌を代用した。これなら片手で使えるのだが左手で材を押さえ鎌を引くと手首を切りそうで危ない事この上ない。引く動作は何十回何百回と行わねばならないので不用意な1回で手首を切ってしまう可能性はある。「自殺未遂者」」として県警の厄介になるのも勘弁してほしいので他の丸太椅子に座り両足で皮むきする丸太を押さえ何とか作業を済ませたのだった。
 終了してから手で押さえて皮剥きするシュミレーションをしてみれば大怪我どころか動脈を切断し失血死の可能性だってある事故にもなりかねないのが理解できた。クワバラクワバラ。皮むき器を使えば心配はなかったのだがまあ、リスクマネージメントを実施したおかげで「毛が無い」いいえ怪我無く終了したのだ。
        皮剥き剥き 皮剥き剥き 剥いて剥いてゴロンゴロン
        皮剝き剥き 皮剥き剥き 剥いて剥いてゴロンゴロン
        出来たよ出来た お客さんのお椅子・・・             「いとまきのうた」