トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

チョウチョ、チョウチョ奈の名は何だ⁉…

2022-03-25 | 小父のお隣さん
 春分も過ぎ野草の花も多くなってきたからなのだろうチョウの種類も増えてきた。今期、早い段階で視認できたのはルリタテハだったのだが翅を閉じていた姿ではクロコノマチョウとバッカリ思っていたのだ。もうスジグロシロチョウやキタキチョウ、ベニシジミ等は普通に飛翔しているし名前までは分からなかった薄い水色のシジミチョウも姿をよく見かけるがヤマトシジミではないだろう。

 さて24日に期待を込めて写した1枚はヒオドシチョウかと思って粘ったのだったが新しく購入したデジカメは望遠側の倍率が弱く近づかないと大きく撮れない。そんな事からチョウなどは逃がしてしまい易く野鳥には全く用をなさない機種になった。常用していた二機種は修理に出さねば使えずナンタルチアサンタルチア・・・。
 二機種の故障の要因は鏡胴に入った微細なゴミが支障を来たし、また作業中携行自体にショックがあるので中枢のエラーに繋がった。それで「耐ショック・防塵・防水」機能を優先した結果がこの失楽園を招いたのだ。もう1枚万札を出せば上位機種で満足はあったのだろうが「修理か高額機種か⁉」と迷ったあげくの廉価版。これが間違いの始まりだった。
 人生学ぶのは尽きる事が無い、事を学んだ。これを生涯学習と言うのだろう。
  

 下の写真も最初はヒオドシチョウと思い接近したのだがシャッターを押す前に「もしかしたらテングチョウ⁉」と気が付いたけれど家で図鑑対照して安心した代物だ。小生にしては珍しく間違っていないように思う・・・。
  

 そんなかんやでアカボシゴマダラの越冬幼虫を思い出して見に行った。既にエノキは小さく芽吹いて食べられる状態になっていたからだ。くだんの幼虫、移動こそしてはいなかったけれど何となく枝の又から身を乗り出した感じもするし、何より体型そのものがふっくらとしてきて色合いも越冬中よりは葉の色に近い。これも楽しみな一場面。
  

 

**今日の替え歌

2022-03-25 | 温故痴新
           心なき身にはあわれは知らぬなりテロする狂皇黒土ゲヘナに

            心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ   西行法師

ひたすら切断する 3

2022-03-25 | 今日は真面目に
 まあ、ひたすら丸太を切断するだけだから賽の河原の石積みと変わりはせん。数出るまでは根気根気・辛抱辛抱で、若い時代とは異なり婚期婚期・新郎新郎なんて歓喜は夢か幻でしかなくなってしまった。高齢者施設に入れば男性は「奪い合いのモテ期」再来らしいのだが真に受けて入ったが最後、人生は終わる。やはり姥捨て山の孤老で良いのだ。

 当てにされた丸太椅子90個は予想外の容易さで用意できたものの林内放置の材たる宿命でシロアリに侵され腐朽部が目立つ材が数個入っている。これは当初「不足かもしれないから…」と混ぜたのだが数を揃えてみたらまだ追加が出来るのだった。それでこの日はスギの倒木を目当てに林内に入った。

 駐車場に運んだ杉材の丸太椅子は皮剥きをしてみたのだが1本の長いままで皮剥きした方が効率が良いので最初に皮剥きから開始したもののほどなく「下側は剥けない」と判明して頓挫。現状分析を行えば「動かせない丸太の下側の皮は剥けない」と答えが出るはずなのに指向分析力も低下して情けない情けない。誰も注視してはいない現場なので小生が口を滑らせなければ恥じは無いものの斜面作業だし足を滑らせば一人なだけに危険な環境は変わらない。まあ、一長一短なのだった。

 最初に切り取った幹の先端部は接地していたがためにシロアリの侵食が甚だしかったが木元方向は多少は浮いていたからシロアリの侵入は無かったものの腐朽部は周囲を取り巻いていた。ボロボロと崩れる程でも無いので座面としてなら十分使用に耐えるだろう。
 丁度、10個切断して集積場所まで運びシロアリの食害を受けている材と交換した。それでも二カ所で用意した数の合計は100に達したから十分である。やっと思わぬ作業から解放されて通常のルーチンに入れることになった。フジバカマの移植やら、黒子で入るガーデンの雑用やらのこまごました作業を片付けねば。

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