目標は何だったかと言うと「焼き芋と煎餅のハイブリッドビスコッテイ」なのだった。いかにも我が玄人爺好みのエッ!品ではないか。もう作る前から露ほども疑うことなく「Go!」であって誠に腐有陳モドキになってしまい恥ずかしい限りとなったのだが、あの歌にもあるように「どこの誰だか知らないけれど・・・」が本ブログの強みなのであるからして腐有陳のように狂体は晒されず独り饗宴で楽しめるのだ…悲しい。
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レシピはいつも通りの塩梅なのだが小麦粉の代わりに玄米粉、ドライフルーツの代わりに切干芋の角切りと黒ゴマを加えて生地を作る。フォカッチャの良いところは手軽なプレーンクラッカーのように小麦粉色ふんぷんでも無く手軽で美味しいところが気に入っている。それなので「焼き芋とおせんべいの風味」が堪能できれば申し分ないし昼時分でも無いのだった。
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いつも通り生地を作り容器に入れて一回目の焼き。ここで失敗が判明した。醤油風味の煎餅仕立てを目論んだのに生地に醤油を混ぜてしまったからで、ここは焼く前に生地に醤油を塗り、2回目の焼きの前にも塗るべきだった。
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目標は達成ならず、とは言え切干芋の美味しさは味わえた。風味を上げたくて胡麻を入れたのだけれど玄米粉は篩を通さず粗いのも入っていたからこれが咀嚼回数を増す要因になった。良く噛みしめるのは悪い事ではないものの胡麻と玄米粒子の二段攻めでは高齢者にはちときつい。