トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の替え歌

2022-03-24 | 温故痴新
           他界より眺めおりても理不尽な的となりたるヒマワリの国

            他界より眺めてあらばしづかなる的となるべきゆふぐれの水   葛原妙子

イヌガラシのコロニー

2022-03-24 | 蝶の食草園
 トンボ池の東側、昨季にノアザミとイヌガラシの植え付けをした木枠3台を設置して定植。今期は開花してくれるだろうと儚い期待はしているのだ。
 それに加え更に二枠用意したのだが集約したい野草の種類が思い浮かばずS先生に相談したら「ツマキチョウの生態が観察できる環境はどうか⁉」との助言があった。イヌガラシのコロニーが育てば産卵し終齢幼虫までは育つ。しかしながら蛹化場所で安心できる環境が無い。そこで理想的なら「ドウダンツツジ」と樹木名も出たけれど自腹を切って定植するのも何だし、タダなら既に拠点登り口林床内に点在するサツキの園芸品種「大盃」を掘り取って移植すれば良い。枝ぶりなど樹木の姿は似ているので蛹化樹木としても遜色ないだろうと勝手に解釈している。まあ、小遣いの範囲で賄えるなら2~3株は購入しても良いけれど・・・。

 さて、腰痛が収まらないから小さい木枠の範囲だけ唐鍬で起こし笹の地下茎を外して砕土、浚渫土や竹の破砕紛堆肥も一輪車で運び入れ4本鍬で砕土混入して床が出来た。
 イヌガラシの株は刈り払いや踏圧被害を受ける範囲から掘り集めて植えてみた。水決めして一件落着。このところ降雨が無いのでしばらくは乾燥に注意していないと枯らしてしまいそうだ。一応はトンボ池の隣接部なので水見回りのついでに秋波は送っておこう。秋波を送る対象がイヌガラシとは、我が人生も大層なもんであるわい。まあ、わが身は恥ずかしながら「孤枯ら氏・居ぬ枯ら氏」で絶妙な距離感…灘田悶!。

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