コナラとヤマザクラの伐採処理した材に今期も大量のキノコが発生した。個人的にはヒラタケと観ているのだが確信がない。手に取れば良い香りがしてくる。昨季もその前も成熟して崩れてお終いだったのだ。今期もコナラに大発生して見事というか壮観と言うべきか美しいのだ。切断された幹の直径は50cmに迫るのだから全面キノコ発生は見事である。
「喰らうべきか喰らわざるべきか・・・」などと独り言ちするまでも無く「確定できないキノコは食さない」のが大原則なのだが、ここで一発閃いた「そうだ京都に…」ではなく「保健所にいこう!」それも採集したばかりの実物持参でなのだ。これは我ながら妙案だと言えるのだがエリス株やエンフルエンザの大流行にてんやわんやであろう保健所に「これは食べられるキノコでしょうか⁉」では何たるお邪魔虫、かつ迷惑市民兼であろう。
でもでもヒラタケヒラタケの呪文のような妄想は止む事も無く「きっとヒラタケだ!」背中で囁く背後霊もいる。悶々と孤爺の日々は過ぎていくのであった。「青年の一日は短く一年は長い。老人の一日は長く一年は短い」とは成人した頃に受診したドクターの一言なのだが今にして思えば「老人は老い先短い!」と喝破されたようにも思える・・・。まあ、果てはキノコになるのがオチなのかも知れんが、そこで海洋も考慮してみたもののクレーマーもいるだろうしハイ!ここで一言「木の子どこの子気の毒キノコ孤爺気の毒撒く先どこや」てなもんや三度笠。