1日目は水域の半分までで総員退去の羽目になった。熱射と泥地には勝てないのだった。2日目は「この日で完結」の意気込みはあったものの志し中ほどで挫折し真夏日撤退で誠にふがいない手太楽と相成ったのである。「もう少しだから…」と老骨老身に熱中症タブレッドを咥えさせ舐めさせしてみたものの霊験あらたかとはいかず夜這い草を畳1枚半ほど残してしまった。作業時間に換算すれば1時間程度なのだがそこが続かない。日傭取では無いので気ままと言えば気ままなのだが体力気力もう限界、引退はしないが早退はする!。
しかしながら夜這い草の繁茂振りは「すごい」の一言で片付くのに抜去処理は3日必要なのだと理解した。夜這い草の根張りは泥土である事もあり割合と抜き取り易いのだが這う葉茎の部分の伸展が三々五々でこれが複雑に絡み合った草体なので株元を定め抜き取ると長さ1m以上もある細いランナーの集合体として引き出されるのである。「ここまで伸長させなければ」楽なのは間違いないけれどこの夏の過去最大ともいえる猛暑熱暑の日常ではそうは行かなかった。ほぼ連日、日中症警戒アラート「危険」レベルで推移したのだ。自宅を出る8時過ぎ頃には既に「厳重警戒」レベルだと「頑張ろう、突き上げる空に・・・」なんて気勢は崩壊皆無であるわい。もはや気概や意気込みなどは「シュン…」なのである。