トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ノアザミの定植

2023-10-18 | 蝶の食草園

 「遅まき」と言っても「遅蒔き」とは異なり初夏に採種し採り蒔きしたノアザミのポット植えは既に植え付け時期を過ぎているのだが判っていても諸般の事情、喫緊の課題等々で先延ばしになっていた。ようやく遅まきながら半分を定植できたのだ。この日、「明日は降雨」の天気予報を確認して突端台地に補植したのだ。まだ1ケース残っているがとりあえずはひと心地ついた。

 ノアザミは多年生とばかり思っていたのに突端台地に植え付けた株もドンボ池横の囲いに植え付けた株も二期ほど開花してほとんどが枯れ死となった。「宿根するけど数年の寿命」という二年生とか三年生の性質なのかどうか知る由も無いものの補植をしないと蜜源が不足する。枯れ死した範囲はぽっかりと空間となったものの植え付け時にしゃがんでみると何株かがロゼットとして展開していた。茫洋としている脳波を集中させ考えてみるに開花結実させる二期の間に種子を落しそのいくつかが定着するサイクルなのだろうと推測してみたが役に立つ推測でもなんでもなく単なる妄想になっているだろう。

 そう、妄想より実務であって母校の「実学・実務・実業」という建学の精神を忘れてはいかん。そんな事でポットケース一つ分を定植したものの40株ほどではいくらでも無い。定植後に水を与え落ち着かせたが翌日はしっかり降雨の予定なので冬に入る前までには活着して欲しい。

       親株が消えた跡に補植     新規に広げた補植