泥水池としては最大面積の池なので結局着手は最後になった。ウシノヒタイは少しばかりで残りは夜這い草、それに夜這い草よりもしっかりとした草勢で大株になってしまう名前不明のイネ科の植物。素肌露出で扱うと葉の縁が細かい鋸状なので小さな傷をもらってしまう厄介さがある。暑い最中、半袖での作業は適さずゴム引き手袋も使っての抜去となったのだが鍬を打ち込んで起こし抜き取ると言う厄介さもある。まあ、これはここまで育てなければ良いのだけれど1日の作業時間は猛暑で短いし高齢化で無理は押さえないと熱中症で沈したまま…なんて事態もありうるこの頃なのだ。
最初の日も33℃まで上がった。8月中では珍しくもない気温だったのだが9月ともなると8月より熱射がきつく感じる。朝晩の多少は過ごし易くなった事も影響しているのだろうが途中で逃げ出してしまった。既に首のタオルは絞れば汗が滴るし顔も衣服も泥まみれで特にズボンは泥跳ねで酷い状態だ。こんな姿で帰路、買い物も出来ないので昼食の思案をしても自宅に直行なのだった。