トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

河床安定化作業 二日目(流路破壊部の補修)

2024-03-05 | 水辺環境の保全

 初日に引き続いての二日目。用材の伐採か風倒木の牽引据え付けか迷ったのだが、降雨増水にでもなれば仮止めしておいた段差工材が流出するやも知れず、そうなると復旧は難しい。そこで出水増水しても侵食被害が及ばない様に丸太の仮堤防を先に据えるのが理に適っていると思え、まずは風倒木となってほぼ10年目の材を利用する事にした。この材が倒れたのは2014年の18号台風の猛威によるもので豪雨もあって沢の斜面が崩落し取水堰も破壊されたのだった。取水できるように河床安定化作業を続けようやく完成に至ろうと言う段階で2023年10月の増水で今度は上流部の崩壊があって今に至る。であるから本格的な河床安定化作業は10年ぶりの二回目となるのだ。

 現状を放置すればおっつけ河床浸食流出で低下して取水不可能となるので止むを得ず着手なのだが「高齢者が手を出すような作業ではない」のははなから承知だけれど取水出來無くなればフイールドの環境は先祖還りしてしまうのは必定なのである。故にこそ老骨に鞭打ちお粥を啜りつつ少ない年金で弱った身体髪膚に檄を飛ばすのである。

 さて、現場到着第一の作業は牽引器のセットだ。沢の対岸から曳きだして据えなければならないのだが全ては牽引と鳶口での作業だ。生木では無いので多少は軽くなっているものの大きなバールを忘れたので鳶口で位置の調整には注意を払う。先端部を打ち込んでも腐食が始っている事もあって荷重に耐えかねすっぽ抜けもあり、この時に持手側の端を腹部や胸部に強打させると大怪我にもなりかねないし、引く時の足場にも気を使わねばならない。

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 牽引器の支点を何カ所か移動させながら目標地点まで丸太を移動させ据え付けが終わる。引き出す前は「結構長いし十分かな…」と思わぬでも無かったものの据えてみると意外に短く侵食溝の幅をカバーするには至らなかった。そこで再度、斜面の風倒木を切断し運んで据えてようやく目途が立ったのである。杭打ちはまとめて行う事にしたので杭打ちは無かったけれど現行の水流を多少は誘導して沢の中央部で流れる様設え、ようやくこの日の作業は一件落着したのである。次回は立枯れ木を3本伐採して流路を平滑にする段差工を設える予定だ。帰宅してチェーンソーの刃研ぎを丁寧に行った。