トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

河床安定化作業 三日目(上流部段差工の設え)

2024-03-08 | 今日は真面目に

 この日の内容は伐採・曳き出し・据え付けである。まあ、考えるまでも無く高年齢低年金の孤老のやるべき行いでは無いと断言できるがだからと言って裏金やら隠し金やら言い訳三昧のように「ドンに習え」して誰も彼もが出来る事では無いのだ。若き日のみぎり歌声喫茶で歌われていた歌謡を替え歌にしてみればけだしその通りなのであるが小生の頭頂には毛は出なかった。

          里山保全は孤老の願い 作業はとっても厳しいが 

          今の里山より美しく 豊かな環境造るため云々

 おだを上げるのはこれくらいで本題に戻ると作業現場は沢が急カーブしてる場所で過去の集中豪雨で突破され流路が直流となったのが苦労の始まりなのである。その安定化作業も終了に向かいつつあった昨季2023/10月の豪雨で更に上流部の山腹崩壊を起し、崩れた立ち木がダムとなってそこに砂礫が堆積した。その高さは2mにも達して、ここを発生源とする砂礫の流下が絶えず取水部に被害を及ぼしてくるのだ。それを何とか減少させたくて九郎判官義経、いいえ苦労呻吟只中なのである。

 伐採二本 ➡  据え付け場所まで曳いた

 今回の苦労ハイライトは丸太の曳きだしにある。沢幅いっぱいに2本を据えたかったので長さは1本660cmにもなった。これに加えカーブで水流の直撃浸食を受ける場所に太目の護岸木を据えた。流路の平滑化や杭打ちは後日になるけれど、とてもとても曳馬を行い杭打ち作業まで続けて出来る身体ではない。そもそも1月は酷い腰痛で全休したのだ。今日の作業の残し、段差工用の1本は翌日回しだ。ホント、河原が三途の河原に思える作業だったわい。