トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雛鳥の初夏

2019-05-23 | 旅行記
 墓参りに立ち寄った境内に雀の雛かいた。まっこと「可愛い!!!」としか言いようがない。芝草に立てば姿も判然としなくなるし裸地に立てばこれも見出しにくい。小生を避け離れよう隠れようとしても境内では身を隠すすべもない。

 巣から落ちた雛に間違いはないものの仏閣の建物で巣作り出来る場所は高い。羽ばたいても浮力を生じさせられない翼でも怪我なく着地出来たようだ。雛はそれほど鳴かず親鳥も見守ってい居るはずなのに鳴き声を交わさない静かな木漏れ日の境内だった。

 少し離れてみていると親鳥が飛来し給餌して飛びあがってしまった早業をみた。これは「スズメ返し」とでも言おうか。鳴き声を交わすのが少ないと感じたのは捕食動物がいないのかどうか知らないものの「田舎のスズメはのんびりしている」とおもったひと時である。

 自宅付近のイソヒヨドリも巣立ちした雛と親との鳴き交わしが頻繁になった。昼間は小屋根を移動しているが夜間はどこがお宿になるのだろうか。まあ、鳥の事より小生が宿六にならないように気を付けねば。
 と思いつつの昨夕の事、親鳥二匹が「ヒッヒ! ヒッヒ!」と騒ぎ立て始めた。何事かと外に出たら隣の駐車場の敷地に猫がいる。どうも雛が近くにいるようで騒いでいるのだろう。そのうちスズメも四羽軒先で飛び上がったり下りたりしている。スズメのこんな行動は初めて見た。営巣しているツバメの仲間を呼んで騒ぎ立てる姿はままみているけれど、イソヒヨドリと雀の一緒に騒ぎ立てる様子を動画で撮れば良かったと悔やまれる。
 さて一夜明けた今朝、いつもの親子の鳴き交わしもなくひっそりとした朝に戻った。
 

               

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