GITANES嗜好者は「1本くれ」と言われた場合、伝道師のつもりでタバコを差し上げる。
それとは無関係に・・・。
オフィスから歩いて数歩のところにあるタバコ屋、
おばあちゃんが一人で経営しているのだが、
そこでいつもGITANESを購入している。
そのタバコ屋では、12月は発注のタイミングの都合で入荷が遅れ、
在庫が頼りなくなってしまって、節約しながらの消費を余儀なくされていたが
28日におばあちゃんから連絡が入り、「充分な量の入荷があった」とのことで、
無事年末年始の分のGITANESを買うことができた。
「今年もたくさん買っていただいてありがとう。
来年もよろしくお願いします」と丁寧に挨拶され、
「肺がんになるまでよろしく」とあいさつを返した。
このおばあちゃん、たとえば自分が旅行に行ってしまう直前になると
「ちょっと数日店を休むので・・・。」と言って
オフィスまでGITANESのカートンを持ってきてくれるなど
親切な人物である。
「ライター、まだありまっか?」が口癖になっており、
カートンで買うたびにライターをくれるので
気がつけばオフィスの机の周りがライターだらけになってしまうこともある。
話好きで、タバコを買うときもお金を払ってからしばしば呼びとめられ
会話になる。先日もマツケンのステージを観に行ったらしく
「昨日、マツケン観に行って来ましてん。
よかったわー!お兄さん(私のこと)と同じぐらい男前で!」
マツケンと比較されるとは思わなかった。
(そう言えば、中学一年生の頃 初対面の 杉良太郎ファンだという中年女性に
「あらー、杉良に似てるわー!」と言われたことがある。
このときは背筋に冷たいものと生暖かいものが走った記憶がある)
で、タバコ屋のおばあちゃんは熱心な某党党員なのだが、
その党はタバコ増税に賛成した。
当然増税はタバコ屋の経営に影響を及ぼすことになるだろう。
どんな心境なのだろうか?
おばあちゃんにどんな思いか聞いてみたいが、
内容はともあれ、話が長くなるであろうことだけは間違いない。
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