the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESは嬉しいときにも本数が増える。
それとは無関係に・・・。

小学生の頃、自転車に「三連ホーン」を付けるのが
流行した。三連ホーンなんて呼ばずに「パフパフッ」と
呼んでいたが。

同級生のA君も、みんなからちょっと遅れて
ようやくホーンを自転車に取り付けたとき、
ちょっと気が大きくなってしまって、みんなに大盤振舞いした。
普段はケチで名の通っていたA君が、友達三人にプロ野球スナック
を奢ってやったのだ。

私も「ほれ、お前にもやるぞ。」と言われたが、
「どうせすぐに冷静になって、『やっぱり返せ』とか
言うんだろ?」と、申し出を断った。


とにかく、よっぽどうれしかったんだろうなあ。
※後日その友達たちは「返せ」とは言われなかったが、
「あのとき奢ってやったんだから、今日は奢れ」と
事ある毎に言われたらしい。



以下の人も、よっぽど嬉しかったのだろう。
舞い上がっちゃったみたいだ。

引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
NHK

中山国土交通大臣は、25日に行われた一部の報道各社とのインタビュー
の中で、成田空港の整備が遅れていることについて「ごね得というか、戦後
教育が悪かった」などと発言し、「誤解を招く表現があった」として発言
を撤回しました。
この中で中山国土交通大臣は、成田空港の整備が遅れていることについて
「ごね得というか、戦後教育が悪かったと思うが、公共の精神というか、公
のためにはある程度は自分を犠牲にしてでも、捨ててもというのがなくて、
自分さえよければという風潮の中で、なかなか空港の拡張もできなかったの
は、たいへん残念だ」と発言しました。
また、来月1日に観光庁が発足するのに関連した観光行政の課題について
「日本はずいぶん内向きな『単一民族』というか、内向きになりがちで、まず
国を開くというか、日本人が心を開かねばならない」と発言しました。
さらに、教育問題についても、大分県の教員採用試験問題を例にあげながら、
「日教組の子どもは成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」
などと発言しました。
これらの発言について、中山大臣は、国土交通省の広報課を通して、25日夜、
「誤解を招く表現があった」として発言を撤回しました。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

うれしかったんだろう。
この、あまり賢くない人にとっての閣僚ポストは、A君にとっての
三連ホーン並に重要だったんだろう。


それにしても、この手の人が発言を撤回するときには
「誤解を招く発言なので撤回する」と言うのだが、
それは正しくない。
「誤解しか招かない発言」だ。


で、この人たちが閣僚ポストを得た方法が下記だ。

引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
日本経済新聞 
 二十四日朝、麻生首相の人事構想を伝え聞いた町村派内は大騒ぎになった。
リストに所属議員が一切見あたらなかったからだ。福田改造内閣の一人から
三人に増えた伊吹派とは対照的だった。中川昭一、甘利明、鳩山邦夫各氏ら
麻生首相と親密な議員、文教族の麻生首相に近い文相・文部科学相経験者も
主要ポストにずらりと並んでいた。
 麻生首相は小泉純一郎元首相のように派閥の意向に耳を貸さない人事に
こだわったフシがある。
しかし、それを「冷遇」と感じ取った町村派は巻き返しに動いた。
「どうなってるんだ。首相指名選挙で町村派が小沢一郎と書いてもいいのか」

首相指名を目前に控えた二十四日午後の衆院本会議場。町村派事務総長の
中山成彬氏は、官房長官に内定していた河村建夫氏に近づき、激しく抗議した。
町村派は当選六回議員二人の初入閣を最優先に求めてきた。しかし、麻生
首相は中山氏に行政改革担当相での再入閣を提示した。
「ウチは私も妻も息子も大蔵省(現・財務省)の公務員一家だ。行革相
なんてできるわけない」。
中山氏は同僚議員に不満をぶちまけた。三十分後、中山氏のポストは国土
交通相に差し替えられた。 結局、同派からは福田改造内閣と同じ二人が
入閣したが、幹部は怒りを隠さない。
 「こういう仕打ちを受けるなら、町村派は反主流派だな」

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

閣僚ポストを寄越さないんなら、我々は「民主党の党首」を
首相に指名するぞ・

と脅迫(恫喝)して、やっと手に入れたポストだったのだ。
それはそれは、さぞ嬉しかったんだろう。
だから舞い上がっちゃったんだ。


それにしてもまあ相変わらずというか、
主義主張信条信念よりポストの方が優先されて、それを
隠しもせず堂々と要求するという人が、与党中枢に実在するのだなあ。




民主党政権なら、派閥によるポスト争いがない・なんて決して
思っていないけど。




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