the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを入れる胸ポケットは必須だ。
それとは無関係に・・・。


向こうから歩いてくる男三人組。
昼休みなのだろう、手ぶらでゆっくり話をしながら
歩いてくる。
3人ともスーツを着ているが、ネクタイは巻いていない。
多分彼らの職場では「クールビズ」期間で、ネクタイを
締めなくてもよい・あるいは締めてはいけない と決まっている
と思われる。



そういう人がかなり増え、別に珍しくもない光景にはなったが
かなりの割合で「違和感」を感じる。
その理由は、クールビズ実施中の男たちの中に
かなりの頻度で
「いつものスーツスタイルで、ネクタイだけ除いた」
だけの人が多いからである。

あれは、今まさに逮捕されて連行される・収監されるスーツ姿
の人がネクタイを外された光景と同じだからかも知れんが、
どうにも『悲哀さ』を感じてしまう。

ノーネクタイをテーマに考えたスタイルと、いつもの格好から
ネクタイだけを外したもの は同じようでいて実はまったく別物だ。



ここに普通のクルマがあるとして、屋根をズバッと切ってしまって

「はい、オープンカー。」

というのはちょっと違うぞ というのと同じである。

はじめからオープンカーとして考えられた車と、屋根だけ外したものを
同じにはできない。


その辺の原っぱに行って、足元に生えている草をいろいろ摘んできて
ミキサーにかけて水入れて

「はい、青汁どうぞ。」

と言われてあなたは飲むだろうか。


それと同じだネクタイ問題は(ちょっと違うか)。











※はやぶさについては
 書いても書き切れない。
 ああいうことができる人々がいるのだ。
 すごいとしか言い様がない。
 自分が卑小に感じられることや、擬人化が切なくていい。


 そういったセンチメンタルな部分が日本らしくて、
 この一連の物語は とてもとても気に入っている。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )