GITANES嗜好とは、
服もクルマの中も部屋もGITANES臭くなる覚悟の上の狼藉だ。
それとは無関係に・・・。
オーダーシャツの、袖筒を今までよりちょっと絞り
胴回りもやや絞ったものを発注し、そしてそれが仕上がってきた。
オーダーと言ってもパターンオーダーなのだが、それぐらいの自由度はある。
仕上がったシャツを着てみると、今までのシャツより明らかに体にフィットして
好みのシルエットになっている(当たり前だが)。
こうなると、クローゼットに吊るされている数多くのシャツをすべて廃棄し
全て新調したくなってくる。
もちろん経済的にそんなことをできる訳ないが、明らかに着用頻度に差がつき
やがて古いシルエットの方は見向きもしなくなる。
スーツにしても同じだ。
これもイージーオーダーなのだが、イージーオーダーの域を軽く超えるぐらい
メーカーさんは無理をきいてくれる。ありがたい話だ。
新しい1着を作るとき、シルエットや仕様を若干変更したり
例えば着丈を1センチとか5ミリ変えてみて、それがしっくりきてしまったら
もう以前のスーツが色褪せて見え、クローゼットのスーツをすべて刷新してくなる。
これは宿命だ。
体型・姿勢も変わってくる。
流行も気分も変わる。
それに伴いスーツのサイズや仕様も変わるのが自然。
最新作が常に暫定1位、ベストに近い一着になる。
過去のスーツは順位を落とす。
その流れは止まることはない。そういう覚悟の上の愉しみなのだから、
これは始末が悪いのだなあ(経済的に)。
仕方がない。ニヤニヤ困りながら
また生地を選ぶ日々。
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