メンツオーバー

GITANES嗜好者・と、ここまで書いていつもGITANESに火をつける。
それとは無関係に・・・。

食事時。

食卓におかずが３品以上並ぶと不機嫌になる。
多過ぎる。
どうしていいか、分からなくなるという理由と、
絶対にごはんが足りなくなる、という理由からである。

あまり多くのおかずが並ぶと、
何から食べて次に何を食べてその次にはどうして
それからこれを食べて、
あ、これが減るスピードが遅いから
しばらくはこれを重点的に減らして、
と言っている間に、今度はこっちが１品だけ
なくなってしまいそうだから、ちょっとセーブして
あ、ごはんがこんなに減っているのに
おかずがまだこんなに残っている・・・。

という頭の中の状況が面倒くさくて仕方ないのである。

もちろんこんなことばかり考えながら食べているのではないが、
ちょっと意識してしまうと、もう「進捗のバランス」ばかり気になって、
肝心の味のほうがさっぱりわからなくなる。
※作り手から見ると、味がわからなくなるのだから　いい作戦かもしれない。

家人が作る野菜炒めは
キャベツ、肉片、もやし、ピーマン、にんじん、たまねぎなどなど
具がたくさん入っているが、味は別にして
これも私が苦手とする料理である。
アイテムはどれをとっても嫌いなものはないのだが、
私が理想とする野菜炒めは「キャベツ、ハム。以上。」か、
「キャベツ、ベーコン。またはソーセージのかけら。以上」
なのである。
某人指摘する所の、
「そりゃあ野菜炒めではなくて、キャベツ炒めだ。」
ということになるらしいが、それのどこが悪い？
私にとって野菜炒めとはキャベツ炒めなのである。

そのキャベツ炒めににんじんもやしたまねぎ肉片ピーマンなど
具をいれ過ぎるというのは、
パペポＴＶに不要なゲストを招いて、
結局面白くなくなってしまうのと同義なのであって、
龍鶴の旨味を損なうだけのことなのである。

その辺りのことに留意して、
今後（私にとって）正しい野菜炒めが作られることを
天に祈っている次第である（家人に言えば済むのだろうが・・・）。