GITANES嗜好者は喫煙席でも人知れず遠慮しているのだ。
それとは無関係に・・・。
「ガンガンッ」と、オフィスのドアがノックされた。
入ってきたのは某通信大手のU氏(融通が利かないことで有名)。
彼とはある件で揉めて(プチ政官財を巻き込んで)以来、
顔を合わせても無視される。
だから大いに助かっている。
応対するのはわが社の総務部長。
この二人がオフィスのフリースペースで商談するのだが、
二人ともリミッターが切れたかのように声が大きい。
この商談が始まると、ちょっと席が離れた人と会話できなくなったり、
電話の相手の声が全く聞こえなくなる。
テーブルの上に置かれた珈琲カップがカタカタ音を立てて震え始め、
窓ガラスがビリビリ振動し(障子ならば所々破れる)、
ウィンドウズはフリーズし、時計は逆回転を始める。
多分この手の人は生活音全てが大きいはずだ。
多分うどんをすする音もちょっとしたポンプ並だし、
ビールを一口飲んで「プハーッ!」と必ず言うし(大声で)、
冗談を言うときはトーンがさらに上がるし、
歩く靴音も必要以上に大きいに違いない。
※私も電話で話をするときはかなり声が大きい(仕事関係に限り)。
それは「え?」と聞き直されるのが大嫌いだからである。
逃げるように別室へ。
O編集長と商談を始めると、
「ガンッ!」とドアをノックする音。
奴らが攻めてきた!と思ったが、S広告のH氏だった。
彼も元気な営業マンで、別に何の不満もないのだが、
ノックの音が大きすぎる。
あれではノックではなく、空手の板割デモンストレーションだ。
多分部屋の中の人間をびっくりさせようとしているに違いない。
それにしても、いつもノックの音が1回だけとはどういうことだ?
公園のトイレでも、もうちょっと丁寧にノックした方がいい。
「じゃあ、そういうことで。」と
切りのいいところで(無理やり 切り をつくったのだが)
H氏を追い出し、しばらくすると
「ブライダルの帝王・モデルTSUNE氏」(リンク参照)が登場。
「SGCをよりイメージしやすくするための表敬訪問」ということらしい。
こちらとは静かに話ができ、短時間だったが心地よかった。
どうもお土産ありがとうございました。
今度は奥様とご一緒にお越しください。
と、静かにお礼文をここで書きながら、
次の「ガンガンッ」ノックに怯えている。
次の「ガンガンッ」は誰だろうか?
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