都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
上記は「しねきゃぷしょん」というフォントです。私のパソコンには入っていますがブログでは表示されないので画像として貼りつけました。 「もともと映画の字幕は、ほんの10年ほど前まで文字職人がひとつひとつ書いていたんです。その文字をもとに凸版を作って、薬品でフィルムを溶かして文字を抜いていた。それだと、フィルムが抜け落ちないように、文字にスキマをいれる必要があったんですね。さらに、映画字幕には、1行に13文字しか入れないとか、1秒間あたり3~4文字を読めるように表示するとか、基本的な決まりごとがあるので、できるだけ読みやすいように文字職人は工夫を重ねてきたわけです。その工夫の蓄積がフォント化され、現在はレーザーで文字をフィルムに焼き付ける方式を採用しています。レーザー方式ならフィルムは貫通しないので抜け落ちる心配はありません」 フォント化された手書き文字はいくつかあるが、日本の映画字幕でもっとも広く使われているのは字幕書きの第一人者、佐藤英夫さんが手がけたフォントだそう。 「字幕は読みやすさが第一ですから、濁点を強調したり、難しい字を簡略化したり、自然に文字が追えるような書体を模索してきました。今はフォント化されていますけど、映画によっては、専用の文字を新たに書きおこすこともあります。ハリー・ポッターの呪文などがそうですね」(佐藤さん) ちなみに、どの書体を使うかは映画配給会社が決定する。技術が進んだ現在、必ずしも手書き風の字幕を使う必要はない。実際、丸ゴシックを使うことも多い。しかし、手書き文字がフォント化されて、いまだ使い続けられているのは、その読みやすさもさることながら、映画配給会社が、先人たちの培ってきた「字幕文化」を大切に考えているからなのかもしれません。 |
私たちは、当たり前のように映画の字幕を見てきました。しかし、あの文字が独特だということに、今更ながら気づき調べてみました。
映画の字幕は800~1000枚ぐらいの字幕を書くそうです。これが裁判ものみたいなのだと1600枚ぐらいになるといいます。逆にアクション映画だと少なくて5~600になるようです。アクションシーンはセリフ不要です。
誤認しやすい文字をあえて特徴的な形にすることによって認識しやすく、読み間違えないようにしたのです。
字幕の文字は映画のストーリーを邪魔してはいけない
外国映画の字幕は、その独特の文字で映画ファンに親しまれ、〈映画らしさ〉を醸し出してきました。
その字幕を40年以上にわたって2500本以上も書き続けた佐藤英夫さんという方が、この文字を考案したそうです。『ウエストサイド物語』も『アラビアのロレンス』も『ダーティーハリー』も『タイタニック』も英夫さんの字幕で上映されたのです。しかし英夫さんの信条は裏方に撤することでした。翻訳者の名は出ても字幕を書く「書き屋」の名は出ないのをよしとしていました。そして、字幕を意識させず映画鑑賞に集中できる文字の形を追求していたのです。彼は、2013年7月22日、永眠されました。(合掌)
映画の楽しさを教えてくれた、この文字を考案された佐藤英夫さんに感謝です。
したっけ。
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クリエーター情報なし | |
ワイエスエヌ |
※撮影でのエピソードがヤバい
新作映画の撮影中、いつも持ち歩いていた台本に、1枚の写真を貼り付けている。
震災の残骸の中、唇をかみしめて歩く少年。新聞から切り抜いた。
「宝物です」。
被災地を思う高倉さんは「人生は切ない。
切ないからこそ、何かに『うわっ』と感じる瞬間がある」と語る。
『幸福の黄色いハンカチ』の冒頭で、刑務所から刑期を終え出所した直後の食堂で、女性店員についでもらったグラスに入ったビールを深く味わうように飲み干した後、ラーメンとカツ丼を食べるシーンがある。
その収録で「いかにもおいしそうに飲食する」リアリティの高い演技を見せ、1テイクで山田洋次監督からOKが出た。
あまりにも見事だったので、山田が問い尋ねると「この撮影の為に2日間何も食べませんでした」と言葉少なに語り、唖然とさせた。
出典4ページ目 - 「高倉健」から見た さいとう・たかを、山田洋次、宇崎竜童、岡村隆史、…のつながり調べ - フレッシュアイ
真冬の福井へロケに行った際、高倉は休みの日だったが、ロケ現場へ激励に現れた。
厳冬下であったので、出演者・スタッフは焚火にあたっていたが、高倉は焚火にあたろうとしない。
スタッフが「どうぞ焚火へ」と勧めたところ、高倉は「自分はオフで勝手に来た身なので、自分が焚火にあたると、皆さんに迷惑がかかりますので」と答えた。
このため、スタッフだけでなく、共演者も誰一人申し訳なくて、焚火にあたれなかったと発言している。
やがて「頼むからあたってください。健さんがあたらないと僕達もあたれないんです」と泣きつかれ、「じゃあ、あたらせていただきます」となり、やっと皆で焚火にあたることができた
出典3ページ目 - 「高倉健」から見た ビートたけし、仰木彬、倉本聰、沢木耕太郎、…のつながり調べ - フレッシュアイ
軍隊が訓練中に八甲田山で遭難してしまう映画「八甲田山」
吹雪の中で立ち往生してしまうシーン
現場に行くのに役者は歩いて行かないといけない
当然足跡がつく
立ち往生しているのに足跡がついているのはおかしいと、雪山で4時間、足跡が消えるのを待った
出典高倉健は雪山で4時間、足跡が消えるのを待った - 雑学情報
高倉さんは撮影の前に必ず現場を自分の目で確かめにいらっしゃいます。僕の撮影の時は必ずですから、すべての現場でそうされてるのではないかと思います。
その時は撮影前日で、強い雨が降っていました。これだけ強い雨だから、もしかしたらチェックに来られないのではないかとも思っていました。冬が近づいていてかなりの寒さでした。僕らスタッフ全員、緊張しながら高倉さんを待っていました。
約束の時刻ピッタリに車が止まり、ドアを開ける高倉さんが見えました。僕らが待っている現場まで4~50mはあったでしょうか。高倉さんは傘も差さずに、そのまま走って向かって来るのが見えました。一刻も早く現場をこの目で見たい、少しでも早くスタッフを確認したいとの思いだったのでしょう。運転手や代理店の人たちが傘を持って後ろから高倉さんを追いかけています。
一瞬のうちにずぶ濡れになった高倉さんを見て、僕たちスタッフは、全員、差していた傘をその場に投げ捨てていました。
「ブラック・レイン」(89年、リドリー・スコット監督)に出た故・松田優作の言葉
「優作が『高倉健さんって、ありがたいよね』としみじみ言うんですよ。
『健さんが道をつけてくれたから、日本人の俳優というだけで尊敬される』って。
出典高倉健さん名優エピソード伝説: お勧め名作映画談義blogブログ!(邦画・洋画)座右の銘映画探し!黒澤明監督.フィルム・ノワール.北野武
共演したマイケル・ダグラスは大阪京橋の野外シーンロケで、日本人のファンが高倉に憧れて接する姿を目撃した。その様子をダグラスは「アメリカではブルース・スプリングスティーンの時だけだよ。あんなに尊敬される姿を見られるのは!」と驚いていた。
出典3ページ目 - 「高倉健」から見た ビートたけし、仰木彬、倉本聰、沢木耕太郎、…のつながり調べ - フレッシュアイ
高倉のファンである映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)は、『単騎、千里を走る。』の撮影の際、高倉が休憩の時に椅子に一切座らず、他のスタッフに遠慮して立ち続けていたことや、現地採用の中国人エキストラ俳優にまで丁寧に挨拶していたのを見て「こんな素晴らしい俳優は中国にはいない」と発言している。
出典3ページ目 - 「高倉健」から見た ビートたけし、仰木彬、倉本聰、沢木耕太郎、…のつながり調べ - フレッシュアイ
『夜叉』の撮影初日が終わり、役者・スタッフの泊まる旅館へ到着し、食堂へ行くと、高倉と監督の前だけ、皆とは違った豪華な料理が並んでいた。これを見た高倉は「自分も皆さんと同じ料理にしてください」と遠慮していた。
出典3ページ目 - 「高倉健」から見た ビートたけし、仰木彬、倉本聰、沢木耕太郎、…のつながり調べ - フレッシュアイ
「第1回の『八甲田山』の時は東映を出たばかりでした。賞に縁のなかった自分が、それから立て続けに賞をいただいた。褒めてもらって、しかもギャラがどんどん上がる。何か違うんじゃないかと思ってね」
――でもギャラも大事。
「もちろんです(笑い)。でも、時々ね、ギャラより大事なものが出てくる。痛切に感じたのが中国で撮った前作『単騎、千里を走る。』でした。撮影が終わった時に、百何十人のスタッフがみんな泣くんです。僕に抱きついてきてね」
武田さんにとっては初めての映画出演でしたが、今年4月にあった「幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター」の公開記念試写会にて撮影当時を振り返り、「僕は素人俳優だから、監督にいつも怒られていましてね。
健さんが『お前、大変だったな』となぐさめてくれるんですよ。
と愚痴をこぼしたら、『伸びないやつはしごかねえよ』と言ってくれて……。宿まで泣きながら帰りましたよ」。と話した。
出典高倉健さん名優エピソード伝説: お勧め名作映画談義blogブログ!(邦画・洋画)座右の銘映画探し!黒澤明監督.フィルム・ノワール.北野武
武田鉄矢が話していた、映画のデビュー作・幸福の黄色いハンカチのエピソード。
ラストの黄色いハンカチがたくさん干しているシーンで、鉄矢は泣く芝居をしないといけなかったけど、そのシーンに一週間撮影をかけていて、毎日ハンカチを見ているうちにハンカチが安全第一の旗に見えて涙が全く出なくて、泣く演技をするのに苦労したんだって。
そしたら、そのシーンが終わったら撮影も終わって1ヶ月振りに東京に帰ることになっているのだけど、「よーい」ってカチンコが上がった瞬間、健さんが小さい声で、「長い間世話になったな。東京に帰っても体元気づけて、しっかり生活するんだぞ。楽しかったぜ。」って言ってくれ、鉄矢大号泣。
涙ぼろぼろ、おいおい泣いたって。健さん…なんて温かい人なの。
俳優・高倉健(80)が6年ぶりに主演する映画「あなたへ」(来秋公開)の撮影が4日、岐阜県高山市で行われ、高倉は27年ぶりの共演となるビートたけし(64)と息の合ったところを披露した。
2人は合間を縫って取材に応じ、たけしがJR高山駅に2日深夜に着いた時、高倉が1人で駅まで出迎えたことが明かされると、たけしは「顔を伏せた人が近づいてきて、地元のヤクザかと思ったら健さんでした」などとサプライズ歓迎を受けたことを爆笑エピソードを交えて明らかにした。
志村さんが映画撮影のために北海道へ行く前日、高倉さんは関係者から志村さんの携帯番号を聞き出し、メッセージを入れたようです。
『高倉です。明日よろしくお願いします。寒いですので気をつけて下さい』
志村さんは本人からの録音を聞いて感激したようです
出典映画「鉄道員」高倉健と志村けんのエピソード話(^o^)/No.17|さっちゃんとななの気まぐれブログ「ななさき日記」Powered by Ameba
黒澤さんは詳細な絵コンテを描くことで有名ですが、「乱」の絵コンテに描かれた武者姿はまぎれもなく高倉健さんだった。
黒澤さんは「いままでに見たことが無い高倉健を見せてあげますよ」と言ったそうです。
条件が会わなかったようでこの話は成立しなかったが、後日、「乱」のプロデューサーになった原正人氏にこの絵コンテの話をしたら、原さんは、「健さんがその話を聞いたら喜んだろうになぁ。彼は本当は出たがっていたんだよ」と言っていたそうです。
出典黒澤明監督映画に映っている姿を見たかった最高俳優:高倉健、松田優作、勝新太郎: お勧め名作映画談義blogブログ!(邦画・洋画)座右の銘映画探し!黒澤明監督.フィルム・ノワール.北野武
録音師の証言
撮影開始前、高倉健さんに、「シーンによっては、体に小型マイクをつけることがあります。」と説明をしに行ったら、「問題ないですよ」と言って、自分の服を広げて見せてくれたら、なんと、すでに、8つのマイク用ポケットが縫い付けてあって、それも、どれも音がしっかり拾えるような角度で付けてあって、驚きすぎて倒れそうになりました。「これこそ、本当のスターだ、プロだ」と思いました。
中国側の多くの配役に素人の民間人を起用し、しかも本名を役名に使うという手法は新鮮に映った。
高倉(彼の役名は高田)のガイドを務める役者の本業はやはり観光ガイド。
あるシーンでは、緊張したガイドの十数回に及ぶNGにも黙って対応し、最後は頬をさすったり肩を揉んだりしてリラックスさせそのシーンを撮り終えた。
撮影時に自宅を休憩所代わりに貸していた木山キミさん(88)は、「(当時)健さんがしているマフラーを私の首に巻いてくれて。『よろしいんですか?』と聞いたら、『いいんです。風邪をひかないでください』って言ってくれて…」と瞳を潤ませながら振り返った。
出典健さん7年ぶり公の場!映画館ない街で上映会 (2/2ページ) - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
東映に出演した東宝の池部良は高倉健が食べているところを見たヤツは「撮影所広しといえども誰もいないんですよ」と聞かされます。(池部良著/食い食い虫)
出典高倉健がジンギスカンを食べた:Hage Choroge:So-netブログ
高倉健さんがタバコのLarkのCMをやってた時のことだ。
以前はヘビースモーカーだった健さんだったが当時は一切吸っておらずあくまで仕事として割り切って受けたのだ。…にも関わらず、健さんはCM期間中いつもワイシャツの胸ポケットにLarkを入れ、薄らと見えるようにしていた。
独立以後も現在まで映画スターであり続けている一方で、テレビドラマへの出演は数えるほどしかない。その出演理由も「故郷にいる母親にテレビで毎週自分の顔を見て安心して欲しいから」というものである。
出典1ページ目 - 「高倉健」から見た 千葉真一、小林稔侍、田中邦衛、フジテレビジョン、…のつながり調べ - フレッシュアイ
※慕う人とのエピソードがヤバい
藤純子の、実父、俊藤浩滋 シュンドウ コウジ は、東映やくざ映画の、大プロデューサー。
鶴田浩二や、若山富三郎を、育て、もちろん健さんも、彼に育ててもらった大恩人。
しかし、やくざ映画の斜陽と共に、誤解が生じ、疎遠となってしまう。以下、俊藤の著作より、“ そんなことを思うていたら、突然、年末に彼が私の家にやってきた。
「 ご無沙汰しています。」
健ちゃんは玄関に突っ立って、そう言うたきりボロボロ涙を流して、言葉が出ない。
「 まあ、上がれよ。」と言うと、
「 いやあ・・・・・」と、ただ涙ながらに立っている。
「 今日は何も言えませんから、またあらためて来ます。」
それで帰ってしまった。 ”
高倉健の成城の自宅が火事になったとき、著者は横尾忠則と2人で現場に駆けつけたそうだ。
「横尾さんはすぐ、タクシーを拾い、高倉邸にかけつけた。ぼくも素早く同乗した。(中略)野次馬を阻止する非常線も、横尾さんの新種の映画スターのようなルックスとファッションの威力でなんなく突破した。
健サンは、門のあたりにいた。妻の江利チエミの姿はなかった。横尾さんが健サンに近づいていった。すると健サンはくるりと振り返り、『アッ、横尾さん、おいそがしいのに、こんな所にワザワザ来ていただいて恐縮です。さあ、お茶でも……』といいながら、自ら魔法瓶のコーヒーをマグカップに注ぎ、横尾さんに手渡した。」(P232)
高倉健、すごい人である。
そして、自宅が炎上する中、それを眺めながら高倉健と奇抜な服装の横尾忠則がコーヒーを飲んでいたという絵もすごい。
岡村とは第23回日本アカデミー賞で同席し、長年のファンであることを伝えた。岡村は「将来は高倉健さんのような俳優になりたい」というスピーチで会場に笑いが巻き起こる中、高倉は立ち上がって拍手を送った。岡村が病気で療養中の際にも電話や手紙でメッセージを送っている。
出典2ページ目 - 「高倉健」から見た 板東英二、長嶋一茂、北大路欣也、渡瀬恒彦、…のつながり調べ - フレッシュアイ
芥川賞作家・丸山健二。
健さんの写真集に、「 それが高倉健という男では ないか 」という、一文を寄せる。
それを読み、元気づけられた健さんが、お礼を述べる。
また、それに感激した丸山は、主演・高倉 健として、小説 「 鉛のバラ」を、出筆・発表。
小林稔侍さんから聞いたとの事で秋元康氏が紹介。
健さんがヤクザ映画で売れている頃稔侍さんは駆け出しで健さんの脇役。
稔侍さんの引越しが決まった時に健さんが祝儀(当時のお金で200万円~300万円)を渡そうとしたら(流石に高額すぎたのか?)稔侍さんは固辞したそうです。そしたら引越しの当日健さんは作業着を着て引越しの手伝いに現れたという話
【伝説】高倉健が何故ヤバいのかを「あなたへ」まとめ【エピソード】
健さん。大好きでした。
したっけ。
3袋セット 健康家族 伝統にんにく卵黄 31粒 | |
クリエーター情報なし | |
健康家族 |
映画の内容はさておき、高倉健が6年ぶりに主演する「あなたへ」を見てきました。
心温まる夫婦の映画です。夫婦とは何か。生きるとは何か。静かな口調で語られていきます。
土曜日にNHKで「あなたへ」の撮影密着取材を放送していました。これは、異例のことで初めてだそうです。
そこには、私が見たことがない「高倉健」がいました。寡黙でもくもくと真っ直ぐに生きるスクリーンの「高倉健」とは違い、思った以上に饒舌でした。軽口なども出ていました。「小田剛一」という人間が「高倉健」を演じてきたことが分かります。
撮影中は座らずにずっと立っています。集中力を切らさないためだそうです。
体型(70kg未満)を保つために、朝食は「ヨーグルトとシリアル」で、夜まで食べないそうです。
撮影のいない日は一日散髪屋にいるそうです。個室は「健さん」の部屋でした。
華やかな銀幕の裏で、粗末な朝食と散髪屋しか行くところがないという、大スターの孤独を見た気がしました。
そんな「高倉健」はスクリーンでは、やっぱり「健さん」でした。
共演者がなんとなく緊張して見えるのは、私の思いこみでしょうか。特に「ビートたけし」が緊張しているようで、それはそれで役柄とぴったりなのですが・・・。
「草彅剛」が「高倉健」へのプレッシャーがないのか、のびのびやっていてとても印象に残りました。
月曜日でしたが、映画館は8割がた埋まっていて50代以上人ばかりでした。そのうち女性が7割くらいでしょうか。
何歳の役なのかは分かりませんが少し無理があるなと感じてしまいました。あのイキのよかった頃の「高倉健」を卒業して、80代の歳相応の「高倉健」が見てみたいと思ってしまいました。
したっけ。
MISSION: IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL
トム・クルーズがすご腕スパイ、イーサン・ハントを演じる人気アクション・シリーズの第4弾。爆破事件への関与を疑われ、スパイ組織IMFを追われたイーサンたちが、容疑を晴らすべく黒幕との危険な駆け引きを繰り広げる。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが初の実写映画でメガホンを取り、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーや『プレシャス』のポーラ・パットン、『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』のサイモン・ペッグがチームのメンバー役で共演。世界一の高層ビルでトム自身が見せる驚異のスタントのほか過激なアクションに目がくぎ付け。
YAHOO映画より
最初から最後まで、問答無用のジェットコースターアクション。トム・クルーズ、ジェレミー・レナー以外のメンバーは初見であったが、アクション映画ならではの役どころをきっちりこなしこなしていて気持ちがいい。
トム・クルーズがスタントマン無しで演じたという、地上828m、世界一の高層ビルをよじ登るシーンはCGではない緊迫感がある。
ちょいとした、笑いもあり、アクション映画としてはこれ以上望むものはない。
あっという間の132分でした。自分は椅子に座ったままなのに、終わったときはすっかり疲れてしまっていました。
たぶん、49歳だと思うトムの懸命のアクションにオヤジは涙ぐむ・・・。
ただ、残念だったのは、となりの同世代と思われるオヤジのおしゃべり。妻らしき(確認したわけではないので)女性に、いちいち説明をする。アクション映画に何の説明が要るのだ。映画は観たことがないらしい会話もあり迷惑千万であった。
映画館は何故暗いのか。それは、誰にも邪魔されない空間を作るためなのだ。映画を観るものはそのことを肝に銘じて欲しい。それが嫌なら、DVDをテレビで観賞して欲しい。誰も文句は言わない。存分に話しながら見るがいい。
したっけ。
「最後の忠臣蔵」を見てきました。
瀬尾孫左衛門と寺坂吉右衛門の「忠臣蔵」その後の物語です。
瀬尾 孫左衛門(せお まござえもん、生没年不詳)は、江戸時代前期の武士。元禄赤穂事件で活躍した大石良雄の家臣(浅野家家臣ではない)。逃亡者の一人です。
大石良雄は赤穂藩主浅野長矩の家臣だが、1500石という高禄を賜っているので、大石家に仕える武士というのも存在した。御用人ともいいます。そのうちの1人がこの瀬尾孫左衛門です。
したがって浅野長矩から見れば瀬尾は又家臣(家臣の家臣。)ということになります。本来、瀬尾に浅野家家臣の盟約に加わる資格はありませんが、大石良雄に懇願して特別に入れてもらったということになっています。
この話は、「忠臣蔵」として有名な赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件で生き残っていた男2人の物語を追う。事件前夜に逃亡した瀬尾孫左衛門に役所広司、大石内蔵助より、浅野家家臣のその後を見届けるという密命を受けた寺坂吉右衛門役に佐藤浩市。二人の男に課せられた密命の物語です。
瀬尾孫左衛門は大石良雄の妾、「可留(かる)」の娘「可音(かね)」を育て上げるという密命を受け、商人「孫左」として生きています。
「可留」とは「仮名手本忠臣蔵」で「おかる・勘平」として名高い「おかる」です。
言うにいえない密命を受け、人に罵られながら生きる孫左衛門が哀れです。
役所広司主役ですが、佐藤浩市がいい。いい男っぷりです。「吉右衛門」が「孫左」を見つけ、その逃亡の真相を知ったときに、無言で「孫左」を見つめるシーンでは、恥ずかしながら・・・、思わず涙が・・・。
派手さはありませんが、静かに二人に心情を描いていきます。男ってヤツはなんて馬鹿なんだろうと、女性は思うかもしれません。しかし、与えられた仕事を懸命にやり遂げようという「けな気」さに、涙なくては見られませんでした。
人形浄瑠璃「曽根崎心中(近松門左衛門)」が劇中に挿入され、登場人物の心情と重なります。
勿論この物語は「赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件」という史実を題材にしていますが、フィクションです。
「可音」役の「桜庭ななみ」という女優さんは知りませんでしたが、なんとも可愛らしい。「孫左」でなくても、守ってあげたい・・・。
したっけ。
「十三人の刺客」観て来ました。前作、片岡千恵蔵主演も観ている私はリメイクがどのようなものかの期待もありました。
さらに、SMAPの稲垣吾郎が暴君を演じるとあって、ミスキャストではないかとの不安もありました。ところが、前作では影が薄かった暴君は、今回存在感を増し、稲垣吾郎はその期待に応えていました。
前作は、勧善懲悪の色が濃いものでしたが、今回は暴君が何故暴君であったのかと言うところまで踏み込みました。さらに、前作で山城新伍が演じた郷士の若者を猟師に変えたことで、武士社会への批判の目を持たせ、さらに深みが増しました。
時代劇ですから、殺陣は当然期待します。前作には登場しなかった、火薬を使用することにより、アクションの派手さを演出、殺陣も、いわゆるチャンバラではなく、実践的なものでした。また、馬も多数登場しスピード感があります。
最後に、稲垣吾郎が笑いながら殺されるところは、鬱憤の晴らしどころのない若者と重なります。
久々に、面白い時代劇を観ました。
したっけ。
レオナルド・デカプリオの「シャッターアイランド」を観てきました。
「全ての“謎”が溶けるまでこの島を出ることはできない。」
そう言われちゃあ、なんとかせねばなんない。と思い必死に見ていると、全てが怪しい。登場人物が怪しすぎる。どんどん巻き込まれる。けっこうな迫力。途中でふと気づくが、それも怪しくなってくる。
しかし最後は、思ったとおり。
という映画でした。怪しいと気づくまでも面白いが、気づいてからの怪しさがまた面白い。もう一度最初から観たい、と思わせる映画でした。
したっけ。
「NINE」観てきました。女優陣一人ひとりのダンスシーンは圧巻です。特にペネロペ・クルスは超セクシーです。ニコール・キッドマンの透き通る肌とウエストは、それだけで画になります。ジュディ・デンチも渋い歌を聴かせます。最後に一人づつ画面に登場するシーンのおおとりを飾るソフィア・ローレンは流石の貫禄を見せます。絢爛豪華とはこの映画のことでしょう。それだけで十分な映画でした。
したっけ。