都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
黒豆の木 (クロマメノキ)の実がなりました。
北半球の寒冷地に分布するブルーベリーの仲間です。
ブルーベリーに似た甘酸っぱい味で、苔桃ほど酸っぱくはありません。
生食・ジャム・ジュースなどにするとおいしいとか書かれていますが、それほどの収穫はありません。
花は燈台躑躅のような壺型でパラパラとつきます。目立たない花なので載せませんでした。
ベリーの木はたくさんありますが、これは非常に珍しい木で売っているのを見たことがありません。
黒豆の木 (クロマメノキ) 別名 浅間ブドウ (アサマブドウ) 、浅間ベリー(アサマベリー) 学名 Vaccinium uliginosum 科名 ツツジ科スノキ属 落葉低木 最終樹高 30~80cm前後 開花時期 6月~7月頃 収穫時期 8~9頃 植栽適地 北海道 ~ 中国地方以南 ※暑さが苦手です。 果実はブルーベリーによく似ていて紫黒色。直径1cm程度で酸味があって甘酸っぱく、種が少ないので、ジャムや果実酒、ジュースなどに加工して食されることが多いです。 花はドウダンツツジのような壺型で愛らしく、ほんのり薄紅色から白色へと変化します。 樹高は30~80cm前後とコンパクトな小さなベリーの木です。 寒さには非常に強く、マイナス20度くらいまでなら耐えられます。その分暑さは苦手で、30度以下の場所が続く涼しいところでないと、夏越しが難しいです。 「浅間ベリー」は「浅間葡萄」とも呼ばれ、浅間山に自生する「クロマメノキ」の大実選抜種です。
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鬼田平子(オニタビラコ)の花が咲きました。
これは山野草を買ったときに脇についていたものです。何かと思い育てていたら花が咲きました。
似た花に本種より草丈が低い タビラコ(田平子) があり、春の七草の一つのホトケノザ(仏の座)と呼ばれます。 しかし、現在、ホトケノザ(仏の座)と呼ばれている花とは別物です。
本命の山野草はまだ花が咲きません。蕾もないし、花が咲くのかな~。
オニタビラコ [鬼田平子] 分類 キク科 オニタビラコ属 学名 Youngia japonica 生育地 道ばた、空き地 植物のタイプ 越年草 大きさ・高さ 10~100センチ 分布 北海道から沖縄 朝鮮半島、中国 花の色 黄 開花時期 4月 、 5月 、 6月 、 7月 、 8月 、 9月 、 10月 花の特徴 茎の上部を枝分かれさせて、それぞれに散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)をつける。 花は花径6~8ミリくらいの小さな黄色い頭花である。 頭花は舌状花のみからなり、舌状花の数は18~30枚くらいと多い。 舌状花の先は5つに裂ける。 葉の特徴 葉には茎につく葉と根際から生える葉がある。 茎につく葉は小さくて2~3枚つき、紫褐色を帯びた毛が生えている。 根際から生える葉は長い楕円形で縁が深く切れ込み、ロゼット状となる。 実の特徴 花の後にできる実はそう果(1つの種子しかなく開かないもの)で、白い冠毛がつく。 この花について 生育地の環境で草丈は大きく異なる。 茎は中空で、白い毛が生える。 その他 和名の由来は、コオニタビラコに似て大きいことからきている。 「田平子」は、葉が放射状に伸びて田んぼに平らに張りつくというところからつけられた名前である。 |
苔桃の実がなりました。
苔桃のみは、直径7㎜ほどの大きさです。
苔桃はビタミンが豊富で、効能もたくさんあるのですが、直接食べると強烈な酸味があり、苦味さえ感じます。
一般的にはジャムにして食べるようですが、私の庭ではジャムにできるほどの量は採れません。
花は下記をクリックしtください↓
「苔桃の花が咲きました」 MY GARDEN 2022.06.25日撮影
コケモモとは
原産地は北欧を中心としたユーラシア大陸北部や北アメリカとするコケモモとは、ツツジ科スノキ属の小さく赤い果実のことを指します。幻想的な赤みを持つコケモモは、晩春から初夏の季節に花が咲く高山植物に当たります。
コケモモという呼び方は低い位置で密集して広がって育つことからその名前が付けられたとされています。漢字にすると苔桃と書き、耐寒性に優れた果実としても知られています。また、コケモモは日本にも自生しており、北海道から九州まで広く根を生やしています。
コケモモは呼び方がたくさん コケモモ関連で見聞きするリンゴンベリーという言葉もありますが、リンゴンベリーはコケモモを英語にしたときの呼び方です。
更に細かく言うと、コケモモには2亜種があり、北アメリカを産地とするカウベリーと呼ばれるものと、北欧を産地とするリンゴンベリーと呼ばれるものがあります。この他にもフォックスベリーやビーバーベリーなど、様々な呼び方で愛されているのもコケモモの特徴です。
コケモモの味は強烈! 一見可愛らしい実に見えるコケモモですが、その味は強烈な酸味を含んでいます。甘さも多少ありますが、例えるのなら酸っぱくしたリンゴが的確です。そのまま食べるよりも、砂糖などを加えてジャムやジュースなど、別のものに変えるという食べ方が一般的です。
コケモモをどう食べる?飽きない食べ方とは 甘さがありながらも、強い酸味があるコケモモはそのまま食べる…というのは一般的ではありません。コケモモをより美味しく食べるためには様々な加工がされていることが多いため、コケモモがどういった姿になって食べられているのか見ていきましょう。
コケモモのジャム コケモモは基本的に加糖したものが主流となっているため、まずはジャムなどの手軽に試せるものからコケモモを味わってみると良いでしょう。ジャムならトーストに塗ったり、マフィンやケーキなどと一緒に焼いたりといった食べ方が味わえます。朝食にヨーグルトと一緒に食べたり、小腹が空いたときのおやつにピッタリで、酸味がフルーティーなコケモモのジャムは、毎日食べても飽きない食べ方です。
材料 コケモモ 400g グラニュー糖 200g レモン汁 大さじ1
コケモモはジュースにしても美味しい 果実のジュースはとっても美味しいですが、コケモモもジュースとして楽しむことができます。しかし、コケモモをあまり良く知らないという方は、市販のものでもコケモモのジュースを購入することができます。
自分で作るのは難易度が高い…という方は、ネット通販などで探してみると簡単に入手できますよ。コケモモのジュースは爽やかな香りや味を楽しめ、ちょっと休憩したいといったときにも最適です。
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リンゴンベリー(コケモモ)の効能・効果 リンゴンベリー(コケモモ)とは?特徴・効能やおすすめの食べ方を紹介! ●効能・効果①肌の調子を整える リンゴンベリーに含まれるαアルブチンという成分は、メラニンが作られるのを抑え、肌の調子を整えるはたらきがあります。αアルブチンは化粧品に使われることもある成分で、シミやそばかすを目立ちにくくしてくれます。 α-アルブチンは、チロシナーゼに直接作用してメラニンの生成を抑制します。
●効能・効果②若々しい身体に リンゴンベリーの実には、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要な栄養素で、骨や腱を若々しく保ってくれます。また、ビタミンCには細胞が酸化するのを遅らせる作用もあります。 ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。 最近はビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。
●効能・効果③生活習慣病の予防 リンゴンベリーの実にはビタミンEも含まれています。ビタミンEは強い抗酸化作用が特徴で、血管を健康に保ってくれます。血管が健康だと血液の巡りもよくなり、身体の冷えを防ぎます。 血管を健康に保つほか、血中のLDLコレステロールの酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防いだりする作用もあることが知られています。また、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果があります。
●効能・効果④目の健康を保つ アントシアニンはほとんどのベリー類に含まれており、リンゴンベリーにも含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、目のピント調節を助け、目の疲れを軽減してくれる作用もあります。
網膜に存在するロドプシンというタンパク質はアントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善が期待できます。
●効能・効果⑤利尿作用 肌を健やかに保ってくれるαアルブチンには、利尿作用もあります。雑菌が増えるのを抑えるはたらきもあるので、膀胱炎や尿路系の疾患を予防してくれます。 さらに殺菌効果も持つことから、尿路消毒薬や利尿薬として、膀胱炎や腎炎などによる尿路感染症や尿路結石の治療などに用いられています。 |
今回は「金魚」を描きました。
夏らしく、金魚を描いてみました。
子どもの頃は、夏になると金魚売のおじさんが天秤を担いでやってきていました。
「金魚~~~え~~金魚」
今思い返すと、懐かしい風景です。
約1700年前(晋の時代:西暦265年~419年)の中国南部。フナの突然変異である赤いフナ(緋鮒)が発見され、そのヒブナが金魚の祖先だと言われています。フナにもいくつもの種類がありますが、近年の研究で中国にいる「ヂイ」という鮒の一種が金魚のルーツであると特定されたそうです。 質問一覧 金魚の学名はCarassius Auratus (カラッシウス・アウラトゥス)で、スウェーデンの博物学者で植物分類学の父と呼ばれるLinne, Carl von(カール・フォン・リンネ1707-78)が1758年に定めました。 Carassiusが「フナ」、auratusが「黄金の」という意味になり学名の直訳は「黄金のフナ」となります。
-日本に金魚が渡来したのはいつ? 金魚の日本渡来時期については諸説ありますが、室町時代中期の文亀二年(1502年)、大阪の堺に金魚が伝来したとする説が、現在では一般的です。江戸時代の識者たちは、元和年間(1615~23年)に初渡来したという「元和年間説」を支持していた人もいたようで、伝来年ははっきりしたことは言えないようです。
-金魚が普及したのはいつ? 江戸時代の前期は、大名などの一部の特権階級・富裕層だけの贅沢な趣味でしたが、元禄時代以降になると武士が副業として金魚養殖を行なうなどをしたこともあり、金魚は一般庶民のところまで普及していきました。浮世絵や俳諧・川柳などにも頻繁に金魚が登場するようになり、金魚は日本人の生活に確実に定着していきました。江戸時代の金魚の浸透ぶりを表す以下の句が残されています。「裏屋住み つき出し窓に 金魚鉢」。
-金魚の呼び名は初めから「きんぎょ」? 江戸時代、金魚の赤い固体を「きんぎょ(金魚)」もしくは「こがねうを」と呼び、白い固体は「銀魚(ぎんぎょ)」もしくは「しろがねうを」と呼んでいた時期がありました。しかし「こがねうを」「銀魚」「しろがねうを」はいつのまにか使われなくなっていき、「きんぎょ」が残ったようです。 |
大吊花の実がなりました。
吊花は和名の由来は、長い花柄にぶら下がって花を咲かせることに因ます。
大吊花は吊花より大きいことに由来します。
大吊花はニシキギ科特有で花はほとんど目立ちません。
花は目立ちませんが、赤い実は目立ちます。
今年は日照不足のせいか、実が少ないうえに、赤くなる前に落果しています。
同じ仲間で「真弓(マユミ)」も植えてあるのですが、こちらは全く実がなっていません。
大吊花 大吊花(オオツリバナ)はニシシギ科ニシシギ属の落葉低木である。 北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地や亜高山の林の中に生える。 海外では、朝鮮半島、中国東北部などにも分布する。 和名の由来は、花や実が近縁種の吊花(ツリバナ)よりも長い柄に垂れ下がっていることからきている。 樹高は3メートルから5メートルくらいである。 樹皮は灰色で滑らかであり、新しい枝は緑色で丸い。 葉は卵形や長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。 葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)があり、先は尾状に尖っている。 葉の両面ともに毛はない。 開花時期は5月から6月である。 葉の脇から長い柄を垂れ下げ、花径8ミリくらいの淡い緑白色の花を開く。 花びらは5枚で、稀に4枚のものもある。 実のなる時期は9月から10月である。 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 赤い殻が4つか5つに割れると、中から朱赤色の実が釣り下がる。 |
オオツリバナ 名前については、ツリバナはもちろん「吊り花」であろうことは疑いを容れないが、その他に北海道ではエリマキという名がかなりポピュラーである。 阿寒周辺などではエリマキと言わなければ通じない。その材が白くて滑らかな美しいもので、さまざまな木彫り細工に使われ、そうゆう仕事をする人たちに知られている樹である。 このツリバナだけでなく、ヒロハツリバナや、オオツリバナもそう呼ばれているようだが、この名がどこから来たのかよく分からなかった。 ただ、ツリバナはマキとも呼ばれ、また、イロマキともいう。「イロ」はことに実の赤い色を指すのかと思われ、これが「エリ」に転じてエリマキになった、という可能性はある。 |
今回師匠は「向日葵」を描いてきました。
師匠の家ではヒマワリがどんどん咲いているそうです。
太陽を追って花が回るというのは俗説だと言っています。
ひまわりは見ているとパワーがわいて来るそうです。
奥さんが大好きな花なので毎年咲かせているそうです。
私は巨大ひまわりの種を買って植えましたが、まだ咲いていません。今2.5mくらいまで成長しました。
「ひまわり」の豆知識 ひまわりの、「向日葵」や「日回り」などの和名は、動く太陽を追うように花の向きも変わると考えられていたことに由来します。 しかし、実際に、咲いている花が太陽を追って、向きを変えることはありません。 ひまわりが太陽を追って向きを変えるのは、実はつぼみの時期までです。 ひまわりの漢字に「葵」がついてる理由は? ひまわりの漢字は「向日葵」となっていて「葵」という文字が付いています。 植物の中にはアオイ科と呼ばれる植物も存在していますが、ひまわりはキク科の一年草となっていて葵とは種類が違いますし、形も似ても似つかないです。 にもかかわらずなぜひまわりの漢字に「葵」という言葉が用いられてるのかといえば「葵」という漢字には四方に向いて花が開き、開いて回る植物という意味が存在していて、アオイ科以外の植物でも山葵(わさび)蒲葵(ホキ・びろう・あじまさ)鳧葵(ふき・あさざ)落葵(つるむらさき)楚葵(セリ)等のような四方に向いて花が開き、開いて回る植物には「葵」という漢字が用いられています。 なので同様に四方に向いて花が開き、開いて回る植物のひまわりの漢字である「向日葵」にも「葵」という漢字が用いられているのです。 確かにひまわりとアオイ科の植物を見比べると四方に向いて花が開いていますので、「葵」という感じが用いられていてもおかしくはないのかもしれません。 |
師匠! 今回は「花」ですね。
私は今庭に咲いている「桔梗」を描きます。
↑師匠が私にくれた絵手紙
私が師匠に送った絵手紙↓
桔梗(キキョウ)の花が咲きました。
紙風船のような蕾がたくさんついています。この様子から「バルーン・フラワー(Balloon flower)」とも呼ばれます。
指でつまむと「ポン!」と音がしそうです。
キキョウは元々日本の野山に自生する植物で、古代はオカトトキとかアリノヒフキという名前で呼ばれていました。
岡止々岐(オカトトキ)は、岡に咲くトトキ(ツリガネニンジン:Adenophora tripylla var.japonica)が語源との説と、岡に咲く神草との説があります。
アリノヒフキはすなわち「蟻の火吹き」という意味で、これは、昔の子供たちが、キキョウの花に蟻を閉じ込めたり、または、蟻の巣穴にキキョウの花を突っ込んだりして遊んでいるときに、蟻がキキョウの花びらを噛むと、その部分が真っ赤に変色することから、蟻が火を吹いたと言われるようになりました。これは、キキョウの花の紫色の色素であるアントシアニンが蟻の出す蟻酸によって赤色に変色するためです。
桔梗(キキョウ)の名前の由来 桔梗の漢字は、根が「結実(ひきしまっている)」こと、「梗直(まっすぐである)」ことからつけられたといわれています。 この「桔梗」の漢字を音読みしたのが「キチコウ」で、「キキョウ」はキチコウが転じた読み方のようです。 漢字の「桔梗」はつくりが「更に吉」となり縁起がよい花として桔梗は家紋にもよく取り入れられています。 また、キキョウには「バルーン・フラワー」の英名がつけられており、これは、風船のようにぷっくりふくらんだキキョウのつぼみからつけられた呼び名です。 |
戦国武将にも愛された花 桔梗を家紋にしている武将と言えば明智光秀が有名ですが古くは鎌倉時代の美濃国武将の土岐光衡まで遡ります。土岐光衡が戦に行く途中で野に咲いていた桔梗を兜にさして戦い、勝ったことから縁起のいい桔梗の花を家紋にしたと言われています。明智光秀も桔梗の家紋ですが、明智光秀も土岐一族とのことで同じ桔梗の家紋というのはうなずけます。 他に、加藤清正や幕末では坂本龍馬も桔梗を家紋にしていました。 |
キキョウ(桔梗) 一般名:キキョウ(桔梗) 学名:Platycodon grandiflorus(プラティコドン) 別名:バルーン・フラワー(Balloon flower)、オカトトキ(岡止々岐)、チャイニーズベルフラワー(Chinese bellflower) 分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キキョウ科キキョウ属 原産地:日本~シベリア、(園芸品種) 草丈:50~100cm 花色:青紫・白・桃 開花期:6~9月 花径:3~5cm 花形:一重・八重・絞り キキョウ(桔梗)とは、秋の七草の1つで、質素な和風の感じがする星型の花を咲かせるキキョウ科キキョウ属の多年草です。 自生種は一重咲きが多いですが、園芸品種には紫色の八重咲き種シシンデン(紫宸殿)や、矮性種品種のサミダレ(五月雨)などがあります。民間療法では、主として、根に薬効があるとされ、去痰剤として利用されます。 万葉時代には朝顔と呼ばれました。 山上憶良が万葉集で秋の七草を詠んだ短歌がありますが、花名を覚えるのに重宝するので掲載します。 「萩の花 尾花 葛花 なでしこが花 をみなへし また 藤袴 朝顔が花(今の桔梗)」 |
久々に難読漢字の問題です。
「草黄」は、何と読むでしょう?
「くさき」と読みたくなりますが、その場合「草木」と書きます。こちらはちょっと変わった読み方をするんです。
さて、いったいなんと読むのでしょうか?
「草黄」の読み方!
「草」には「そう」という読み方もありますが、「草黄」の読み方は「そうき」ではありません! 実は、この言葉の読み仮名は5文字となっています。
しかし、文字数を聞いてかえって混乱されてしまった方もいらっしゃるかもしれません。「草」と「黄」をどのように組み合わせたら、読み仮名が5文字になるのでしょうか…?
それでは、お困りの方のためにヒントをお伝えします!
「草黄」は「○○の○○」と読み、「草王」と書くこともできるんです。これで、だいぶわかりやすくなったのではないでしょうか…?
ではもう一つヒントです。
野草の名前です。
まだわからない人のために画像ヒントです。
これは、庭に生えている野草です。
それでは、正解を発表します。
正解は「くさのおう」でした!
「草黄」について
「王」に「おう」という読み方があることはみなさんご存知の通りだと思います。
しかし「黄」が「おう」と読むことは、ちょっと意外だったかもしれません。たとえば「黄土色(おうどいろ)」や「緑黄色野菜(りょうおうしょくやさい)」などの言葉があります。
さて、それでは「草黄」は、どのような野草なのでしょうか?
くさ‐の‐おう〔‐ワウ〕【草黄/草王】 一般名:クサノオウ(草の黄、草の王、瘡の王) 学名:Chelidonium majus L. var. asiaticum 分類名:植物界被子植物真正双子葉植物綱キンポウゲ目ケシ科クサノオウ属クサノオウ種 原産地:ユーラシア大陸 分布:本州〜九州の日本と東アジア 環境:野原の日当たりの良い場所 生活型:多年草 草丈:50〜100 cm 茎性状:中空、根生葉 葉形:2回羽状複葉 葉縁:全裂 葉柄:長い 葉序:互生 花序形:散形花序 小花色:黄色 花冠形:4弁花 花径:2 cm 開花期:5月〜8月 果実形:莢 果実長:2 cm 花名の由来:茎を折ると黄色い汁が出るから 備考:全草が有毒物質。 クサノオウ(草の黄、草の王、瘡の王、学名:Chelidonium majus)はユーラシア大陸原産でケシ科クサノオウ属の多年草です。本州〜九州の日当たりの良い場所に自生し、森林伐採などの時には逸早く生育するパイオニア植物と知られます。草丈は50〜80cmと高く伸びます。葉は根生葉でロゼッタ状となり、2回羽状複葉となります。夏に茎先から散形状花序を伸ばし、黄色花い四弁花を咲かせます。茎を折ると出る黄色い汁はプロトアネモニン(protoanemonin)やプロトピン(protopine)等を含んでおり触ると被れます。全草が有毒であり、その反面、薬草「白屈菜」ともなります。 |
「草黄」と書く理由は、葉っぱが黄色いわけではなく「黄色の汁」が出るからなんです。
ちなみに「くさのおう」は「草黄」だけでなく「草王」、「草の黄」「草の王」「瘡の王」とも書くことができます。併せて覚えておきましょう。
名前の由来は、茎や葉を切ると黄色い汁が出る事から草の黄とも、その汁が丹毒などの皮膚病に効能があることから瘡(くさ)の王 とも、またその液が鎮痛などにも効果があり薬草の王という意味から草の王などとの諸説があります。
なお漢名の「白屈菜」は「はくくつさい」と読みます。こちらは、漢字からイメージしやすい読み方かもしれません。
「白屈菜(はくくつさい)」 薬効・用い方 湿疹には、クサノオウを乾燥した、白屈菜(はっくつさい)50グラムを煎じて、その煎じ汁で患部を洗います。 いぼ、たむしには、生の茎葉(けいよう)のしぼり汁を何回かに分けて塗ります。 また、古くは胃がんにも用いられていたこともあります。 しかしながら、末梢神経麻痺作用なども有す有毒植物ですので、内服は危険です。 |
梅花藻(バイカモ)の花が咲きました。
梅花藻の名前の由来. 花が梅の花と極めて類似する藻という意味。
今年は日照時間が極めてっ少ないせいか、花の数が例年より少ない気がします。
いつもはもっと白くなっているのですが...。
長い間咲いている花ですから、これから咲きだすかもしれません。
梅花藻(バイカモ) 梅花藻(バイカモ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。 日本固有種である。 キンポウゲ属から分離させてバイカモ属とする説もある。 北海道から本州にかけて分布し、清流に生える。 水温14℃前後の清流にしか育たず、生育場所が限られている。 茎は長さが1~2メートルになり、節から白い根を出す。 葉は互い違いに生え(互生)、3~4回裂けて裂片は糸状になり、全体は房状になる。 開花時期は6~9月である。 葉の脇から花茎を出し、花びらが5枚ある白い梅(ウメ)に似た花を水面上に咲かせる。 流れの速いところでは水中で開花する。 別名を梅鉢藻(ウメバチモ)ともいう。 葉と茎の先の柔らかい部分は食用になる。 |
今回は「アライグマ」を描きました。
“外来種問題考えて” ということで、おびひろ動物園で捕獲アライグマ展示することになりました。
アライグマの行動範囲は広く、発信器をつけた実験では、1日で帯広~新得間を移動したそうです。
見た目とは違い、気性が荒いため捨てられた個体が野生化したものとみられています。繁殖力が強く天敵もいないので急増しているそうです。
十勝の農業被害も増加の一途をたどっているそうです。
アライグマの捕獲数、農業被害額が過去最多 管内でも生息域拡大 2022/07/16 11:22 特定外来生物・アライグマの生息域が十勝管内でも拡大し、農業被害額も増加の一途をたどっている。その繁殖力の強さもあり、捕獲数が増えても被害額が減らない状況だ。十勝総合振興局や学識経験者は、生息域に合わせた対応など、駆除を強化する地道な取り組みの必要性を訴える。
アライグマの生息域は全道に広がっている。道によると、道内の2020年度の捕獲数は2万5806頭で過去最多。前年度比で38.6%増、10年前に比べると4倍に膨らんだ。 十勝管内の20年度の捕獲数1102頭は過去最多で、10年前の31倍、この5年間で約0倍に膨れ上がった。個体の内訳は雄成獣449頭、雌成獣284頭、雄幼獣1頭、雌幼獣4頭、雌雄不明が364頭。 一方。20年度の管内農作物被害額は335万円で、前年度の2.8倍。作物別では、スイートコーン73万円、ロールパック・サイレージなど69.万円、ビート51万円となっている。 1994年全道24市町村だった生息地は、20年度には162市町村にまで拡大。20年度の捕獲数を14総合振興局・振興局別に見ると、最も多いのは空知の6307頭。胆振(3858頭)、日高(3182頭)、と続き、十勝の1102頭は全道で7番目だ。 捕獲数の増加に合わせて、農業被害も右肩上がりで、20年度の道内全体の被害額は1億4220万円。駆除が黄ついていない現状がうかがえる。 道は繁殖期の春に合わせて、子育て中のアライグマの活動が活発になる3~6月を「春季捕獲推進期間」と設定。捕獲を強化する。管内でも、20年度は期間中に全捕獲数の26.9%にあたる296頭を捕獲。「繁殖力が強いアライグマの繁殖を少しでも抑える」(同局)取り組みを進める。 好物の一つとなる十勝のスイートコーンは、8月に収穫期を迎える。帯広畜産大学の浅利裕伸准教授(動物生態学、野生動物管理学)は、「生息域に合わせてわなの数自体を増やすなど、農業も自衛の考えによる取り組みが必要」と呼びかける。(松岡秀宜) |