都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
中国政府を風刺した曲が大ヒット国内のネット上では「抹殺」 11/25(木) 8:07配信
【11月25日 AFP】中国の専制主義的な指導部をちゃかしながら、商業的にも大ヒット──。ポップソング「玻璃心(フラジャイル、Fragile)」は前代未聞と言えることをやってのけ、動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」での再生回数は3000万回を超えている。
標準中国語で歌われるポップス、いわゆる「マンドポップ」で中国政府について少しでも触れると、それだけでキャリアが終わってしまうこともある。だが、マレーシア人ラッパー、ネームウィー(Namewee)と、オーストラリア人歌手キンバリー・チェン(Kimberley Chen)のコラボソングはそんな流れにあらがった。
中国政府を風刺したラブソングが10月にリリースされると、数日後には、2人は中国の検閲当局によってインターネット上から存在を消し去られ、世界最大の中国語圏市場でブラックリストに入れられた。
しかしこの曲は、アジアの多くの人々、そして世界各地の中国系移民の間では支持され、大反響を呼んでいる。
台湾・台北にある国立台湾大学(National Taiwan University)音楽学研究所の准教授、DJハットフィールド(DJ Hatfield)氏はブラックリスト入りについて、「検閲はしばしば最高の宣伝になります」とAFPに語った。
中国政府を皮肉ったこの曲を五つの点から見てみよう。
■ピンク色 「ガラスのハート」を意味するタイトルを持つこの曲は、背景を知らずに聞けば、甘ったるいバラードに聞こえるかもしれないが、ミュージックビデオにはイントロが流れる前に政治的な内容を示唆する警告が出てくる。 「傷つきやすいピンクの方は、ご注意ください」 この警告は、「小粉紅(シャオフェンフォン、Little Pink)」と呼ばれる中国の愛国的なネットユーザーに向けられている。 デュエットをする2人の衣装から、パンダが着ている迷彩柄のつなぎまで、動画はピンク(紅)色であふれている。パンダは、明らかに中国政府のことだ。キャッチーなサビのコーラスでは、傷つきやすくて批判に耐えられない相手に「ごめんね」という言葉が繰り返される。
■NMSL ある場面ではネームウィーが「君は怒るとNMSLって言うよね」と歌いながら、ピンクのプールでパンダと格闘している。 中国の愛国主義者と彼らが標的にするネットユーザーの応酬を見ている人々にとって、「NMSL」はよく目にするフレーズで、「お前の母さんは死んだ」という意味の中国語の頭文字を並べたののしり言葉だ。
■「くまのプーさん」 この曲の主なターゲットは中国の愛国的なネットユーザーだが、矛先は習近平(Xi Jinping)国家主席にも向けられている。 習主席は以前から児童書「くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)」のキャラクターに似ているとやゆされており、検閲当局はこのキャラクターに関するネット上の書き込みをしばしば削除している。 ネームウィーは、インターネット規制に違反すれば「くまのプーさん」に消されてしまうかもしれないと歌う。さらに習主席のスローガン「共同富裕」という表現や、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)でイスラム系少数民族のウイグル人を収容している強制労働施設にも言及している。
■リンゴとパイナップル ネームウィーは、「リンゴをのみ込み、パイナップルは切り落とす」とラップしている。 リンゴは香港で昨年施行された国家安全維持法(国安法)に基づき、廃刊に追い込まれた民主派日刊紙「蘋果日報(アップル・デーリー、Apple Daily)」を指しているとみられる。 中国は今年3月、台湾産パイナップルの輸入を禁止した。パイナップルは、そのことを例えている。ネームウィーとチェンの2人は、中国がいつか掌握すると宣言している台湾を現在、活動拠点にしている。
■コウモリのスープ 歌詞には「あなたは犬、猫、コウモリ、ハクビシンが大好き」というフレーズも出てくる。動画の中でパンダは、コウモリのぬいぐるみが入っているスープをネームウィーに差し出す。 これは明らかに、コウモリから新型コロナウイルスの感染が広がったという説を指している。新型ウイルスの起源は今も不明だが、「コウモリのスープ」という言葉は新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)中、本土の中国人や国外に住む大勢のアジア人を攻撃する人種差別表現として使われた。 中国の共産党機関紙・人民日報(People's Daily)系の環球時報(Global Times)は、この曲がリリースされた3日後、「この悪質な歌は中国のネットユーザーの不興を買い、すぐに2人のアーティストは(視聴可能な)サイトから削除された」と報じた。 |
ピンクの歌 Namewee 黃明志 Ft.Kimberley Chen 陳芳語 【Fragile 玻璃心】@鬼才做音樂 2021 Ghosician
どうしたら分かりやすく伝えられるかを考えて、原語歌詞と訳詞を左側に、解説を右側に並べました。言論統制の恐ろしさを体感できます。
玻璃心(フラジャイル、Fragile)
<歌詞:1番>
說的話 你從來都不想聽 私の話 あなたは従来聞く耳を持たず 卻又滔滔不絕出征反擊 なのに延々と出陣・反撃をする 不明白 到底辱了你哪裡 分からない 一体あなたの何を侮辱したのか 總覺得世界與你為敵 いつも全世界があなたの敵だと思って
你說我(屬於你) 私が(あなたのものだと) 別逃避(快回家裡) 逃げるな(家に帰ってきてくれと) 一點都不能少都讓你贏(不講道理) 一点たりとも欠かせない完全勝利(理不尽)
你要我(去說明) 私に(説明をしろと) 不可分割的關係 不可分の関係について 還要呵護著你易碎玻璃 さらにその割れやすいガラスのケアもしろと
*********************
對不起傷害了你 ごめんね傷つけて 傷了你的感情 あなたの気持ちを傷つけちゃって 我聽見有個聲音 ある音が聞こえたのよ 是玻璃心碎一地 ガラスの心が一面に砕けた音
對不起是我太任性 ごめんねわがままで 講真話總讓人傷心 本当のことはいつも人を傷つけるの 或許不該太直白 超直白 ストレートで言うんじゃなかったかも 超ストレートで I'm So Sorry ごめんね 又讓你森七七 ほんと悪かった
*****************************
<歌詞:2番>
你擁有 粉紅色純潔的心 あなたには ピンク色で純粋な心がある 熱愛小狗小貓蝙蝠果子狸 イヌ、ネコ、コウモリ、ハクビシンが大好き 要聽話 別再攀岩爬牆壁 話を聞いて もうロッククライミングはしないで 爺爺知道了又要懷念你 おじいちゃんにバレたら またあなたを追悼することになるの
你說你(很努力) 自分は(頑張っていると) 不換肩(走了十里) 重荷を下ろさずに(10里も移動したと) 扛著棉花 採著牠愛的蜂蜜(共同富裕) 木綿を担いで 大好物のハチミツを採りながら(共同の富) 拚了命(要脫貧) 一生懸命(脱貧困) 每天到韭菜園裡 毎日ニラ畑に行って 收割撒幣月領一千真開心 収穫、金ばら撒き、月収1千、楽しい
*****************************
<歌詞:3番>
對不起傷害了你 ごめんね傷つけて 傷了你的感情 あなたの気持ちを傷つけちゃって 我聽見有個聲音 ある音が聞こえたのよ 是玻璃心碎一地 ガラスの心が一面に砕けた音
對不起是我太任性 ごめんねわがままで 講真話總讓人傷心 本当のことはいつも人を傷つけるの 或許不該太直白 超直白 ストレートで言うんじゃなかったかも 超ストレートで I'm So Sorry ごめんね 又讓你森七七 ほんと悪かった
說個話 還要自帶消音 また怒らせちゃって 怕被送進去 種哈密瓜再教育 アレ送りは怖いよね メロン栽培の再教育 吃了蘋果 你又要切鳳梨 りんごを食った後 またパイナップルを切ろうとした 在那邊氣噗噗 就罵我的媽咪 ぶんぶん怒って 私の母さんを罵ってしまう 拜託你 別再偷我的東西 頼むから もう私のものを盗まないで 要我跪下去 Sorry我不可以 跪くなど 悪い 出来ない相談だ 跟你說話 像對熊貓彈琴 あなたとの会話は まるでパンダに経文だ 真的驚呆了嚇尿了 倒吸一口氣 びっくりした ちびった 息を呑んだ
對不起傷害了你 ごめんね傷つけて 傷了你的感情 あなたの気持ちを傷つけちゃって 我聽見有個聲音 ある音が聞こえたのよ 是玻璃心碎一地 ガラスの心が一面に砕けた音
對不起是我太任性 ごめんねわがままで 講真話總讓人傷心 本当のことはいつも人を傷つけるの 或許不該太直白 超直白 ストレートで言うんじゃなかったかも 超ストレートで I'm So Sorry ごめんね 又讓你森七七 ほんと悪かった
對不起 ごめんね 傷害了你 傷つけて Sorry baby ごめんねベイビー 玻璃心 ガラスの心 *****************************
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解説:
①原文の「出征」という言葉は本来、戦場に出るという意味ですが、ここでは、近年中国の過激民族主義者のネット民「小粉紅(ピンクちゃん)」たちの、集団嫌がらせ行為のことを言っているかと思います。自国を侮辱した相手をみんなで討伐に行く、というニュアンスでの「出征」ですね。どんなに些細なことでも、出征の標的になりうるので、その後の歌詞もまさにそういうことの理不尽さを語っています。 ※ピンクは真っ赤(共産主義)に染まっていないことを表しています ②「一点たりとも欠かせない」とは、中国領土・主権の完全性を訴えるスローガンでした。その前の呼びかけはつまり、台湾に向けたもので、その後の不可分の関係はつまり国家主権でのことですね。
「気持ちを傷つける」ってのは、中国当局がよく使っていた非難文句です。事あるごとに、「中国13億の人民の気持ちを傷つけた」と言います。
④原文でストレートと意味する「直白」は、台湾語(閩南語)の罵倒語「雞掰」と発音が似ています。「雞掰」の本来の意味は女性器のことですが、罵倒語として使われた時は「嫌な奴」「うざい行為」といった意味があります。そして、「超」を加えると「操雞掰」になり、「ファッキュー」的な罵倒語になります。 ⑤原文の「森七七」というのは「生氣氣」から派生したもので、「怒る」ことをかわいげに言うネットスラングです。本気で謝る時に使うべき言葉じゃないので、前の「直白」も加わって、コーラス部分は謝罪というより、煽っているようにしか見えませんw
⑥イヌ、ネコ、コウモリ、ハクビシン、一部の中国人が好んで食べている動物なので、ここは大好物という意味での大好きですね。そういう「珍味」のせいで、SARSや新型コロナの流行にも繋がったと疑われています。 ⑦壁によじ登って、壁を乗り越えること(ロッククライミング)はつまり、中国のネット規制(壁)を迂回して、世界のネットにアクセスすることです。基本的にやってはいけないことですが、みんなやられています。よって、問題が発生した時にしょっ引き放題という、政権にとって好都合の環境になっています。「小粉紅」も時にしくじって「事情聴取」されることになったら、ネットで追悼(笑いものに)されたりします。「懷念」(偲ぶ)も一部は習近平ネタで、2017年殉職した軍人を偲ぶ習の発言を引用されたりします。 ⑧ネットの壁を築き始めたのは江沢民時代で、江はネットで「江爺爺(江のじいちゃん)」との愛称で呼ばれることも多くて、彼の可能性もありますが、習近平も最近「習爺爺」と呼ばれ始めたので、とりま「おじいちゃん」はつまり中国政府トップ・当局のことですね(広東語にも中国当局のことを「おじい」と呼ぶ慣用表現がありますが、北京語の歌なので由来としては違うかなと)。 ⑨「頑張っている」というのも中国当局のよくある言い訳です。習近平はドキュメンタリで、200斤(100キロ)の小麦担いで、一度も下ろさずに片方の肩で10里(5キロ)の距離を移動したと、自分の若い頃の勤労さを語りました。体力面はともかく、普通担ぐ棒が先に折れちゃうというありえなさすぎる話で話題になっていました。 ⑩木綿はのウイグル弾圧で生産された「新疆綿」ことですね。ハチミツはクマのプーさんの大好物で、クマのプーさんは習近平のことです。プーさんネタは本来ただのネタ画像でしたが、中国当局が大げさに反応してクマのプーさんを検閲対象したせいで、逆にクマのプーさん=習近平というイメージが定着してしまいました。話を戻すと、そういうふうに人権を弾圧して利益を絞り出して、自分自身なら権力をしっかりと握りしめつつ、大衆に向かって共に豊かになろうという建前で、また大企業から財を奪い取る「共同の富」政策を言っているかなと思います。 ⑫原文の「撒幣」に2重の意味があります。1つは字面通りにお金をばら撒くことです。もう1つは同音でアホと意味するスラングです。中国は大金を投じて、世界で「仲間」をたくさん作ってきましたが、結局どっちがどっちに騙されたか分からない状況も多くて、そういう金で友情を買う中国政府の行為を「大撒幣」と呼ばれることもあります。ですが、ここは単純に刈られる運命にあるとも知らずに楽しんでいるニラ人間のことを嘲笑っているだけかと思います。理由は、その後の「月収1千」です。李克強は2020年に、6億の中国人が月収1千人民元(1万8000円)程度しかない貧しい生活を送っていることを明らかにしました。6億もいれば、そうそう刈り尽くすことはないでしょうね。 ⑬中国のネット民は普段書き込みをする時も隠語をたくさん使っています。中国のSNSで検閲に引っかかった内容はそもそも投稿できないので、隠語・自主規制がもはや習慣で、検閲のない壁の外のSNSでもそのまま使っていることが多いようです。それも「小粉紅」がよく笑われることの一つです。
⑭新疆ウイグル再教育収容所、一種の強制収容所で、ウイグル人が置かれた深刻な人権問題は周知のことですね。中国のSNSでは、ウイグルのことももちろん検閲されているので、ご当地名物のメロン(哈密瓜)も「新疆」の隠語の一つとして使われているようです。 ⑮香港最後の民主派メディア『アップルデイリー』は今年廃刊にさせられました。その後、台湾パインも中国に禁輸にされました。ここのりんごとパイナップルはつまり、香港と台湾のことです。 ⑯中華の罵倒語の特徴の一つは相手の母親を侮辱することです。近年「小粉紅」が機械的に繰り返している「NMSL(你媽死了・お前の母ちゃん死んだ)」もその一つです。ネットで言い負けた時の捨て台詞や、単純なスパムとしてよく使われています。日本で言うと「お前の母ちゃん出べそ」でしょうか。 ⑰近年、創作物や技術を中国に盗まれた被害もたくさんあったのではないかと。創作者として、まさに黄明志さんからの苦情ですかね。そして、中国に屈した芸能人もどれくらいいたのでしょうか。黄さんはここで明白に立場を訴えましたね。
⑱中国語に「牛に琴の演奏(對牛彈琴)」ということわざがあって、ここは牛を、中国を意味するパンダに置き換えましたね。パンダは国宝ですから皮肉がっぷりです。日本語の「牛に経文」「馬の耳に念仏」と同じ意味です。
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さて、暗喩やネタが分かった後に、もう一度MVを見たら、また別な楽しみ方ができるのではないでしょうか。パンダの着ぐるみはもちろん、木綿、ニラ、りんご、パイナップル、NMSLの旗、コウモリの鍋、クマのぬいぐるみ、所々に配置された意味深な小道具を見つけるのも面白いかもしれません。ではではw |
中国では言論統制が敷かれていて使えない言葉が検閲に引っかかるとすぐに削除されます。
ところが、この歌は検閲にかからない言葉を、つまり隠語やネットスラングを巧みに使うことで再生回数を伸ばしました。
習近平、新疆ウイグル自治区、香港、台湾などの言葉は出てきませんが、巧みに表現しています。
理解できない人は、純粋に楽しみ裏の意味を分かった人はほくそ笑んだのだと思います。
この歌が、検閲にかかったのは、狂喜乱舞した人の書き込みによるものだとされています。
勿論今は中国でこの動画は見られません。
■昨日のアクセスベスト3
堀内靖夫さん、詩と写真展始まる
帯広の堀内靖夫さん(72)による詩と写真の展示会「息と形の“きず”へ」が22日、市内の北れんがギャラリー(東2南12)で始まった。東西の2展示室に約50点を展示、言葉と写真が溶け合ったイメージを演出している。30日まで。
今年2月発行の第40号で終刊した帯広の同人詩誌「不羈(ふき)」の代表だった堀内靖夫さんは、「不羈」第21号(1993年10月)から表紙に自身の写真を使った他、詩と写真のコラボ作品を同誌に発表してきた。
堀内さんの写真は、被写体が「具象」でありながら、被写体と向き合う角度や距離、光の加減によって「抽象」に見えるのが特徴。
十勝毎日新聞より抜粋
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最終日30日は4時から詩の朗読会があり、6時から交流会がありました。
私も出席してきました。一癖どころか、二癖も三癖もある人たちが20人以上一堂に会した場所はある種異様な空気が流れているようでした。
私にとっては異次元の世界に飛び込んだようで不思議な感覚でした。
そんな中で主催者の堀内さんは、俺は俺はと前へ出ることはなく静かに見守っていました。あ~あ、こんな人だから長い間同人誌を続けてこられたのかなと言う感じがしました。
詩人、画家、ダンサー、小説家、造形作家等々私が把握できないほどの多種多様な人種が集まっていました。
この期間中、受付というか接待係としてコーヒーを入れてくれたお姉さんは、笑顔が素敵な方でした。この方も個性豊かな方で、すっかりファンになりました。
写真ですから現実にあるものを写しているのですが、抽象的に見えるのが不思議です。ちなみに、私は最初の写真がお気に入りです。あれは、川を写したものだそうです。2番目の赤い写真はは受付のお姉さんでダンサーです。
あなたはどれはお気に入りでしたか?
したっけ。
涅槃歌 | |
倉内 佐知子 | |
思潮社 |
きゅい~ん’ズ登場! | |
NOBE,Jiao Long,God-i | |
DUNIVERSE |
「蜻蛉玉(とんぼだま)」とは一般的に、「色ガラスでいろいろな模様をあしらった、穴のあいたガラス玉」のことを意味します
かつて「蜻蛉玉」は模様や形によって呼び名が分けられていましたが、現在では無地の玉も含めて、穴のあいた手作りのガラス玉を総称して、「蜻蛉玉」と呼んでいます。
起源は、紀元前16世紀のシリア・メソポタミアで、3000年以上にも渡り現在まで各地で作り続けられてきました。
ローマンビーズやシェブロンビーズというように、アンティークの「蜻蛉玉」には名前がついているものも多くあります。
紀元前100年代から後300年代、アレキサンドリア(現エジプト). ゴールドバンド(アベンチュリン) Gold Band (Aventurine ). 金の粉などを溶かし込んだ金色のガラスを折り込む方法。
■シェブロンビーズ
15世紀-19世紀1490年頃、ムラーノ島(イタリア)のマリア・バロヴィエ-ルという女性によって生み出されたビーズで、古代文様ロゼッタの花(小さなバラ)に由来して"Rosetta(ロゼッタ)"と呼ばれています。
通称名の"Chevrons(シェブロン:山型)"は、穴の部分を上から見たときに色の層のジグザグの形状に由来。上から見るとそれが星の形にも見えることから、中世よりスター・ビーズ(Star Beads)とも呼ばれています。
何層もの色ガラスを重ねて数メートルに引き延ばし、冷ました後にカット・研磨して作る、断面にある鋸歯のようなジグザグの模様が特徴のビーズ。7層のものが一番古いもののようですが、一番よくみかけるものは4層~6層の青色系のビーズで、層が多いものほど高価。
ガラスに色を付ける為にラピスラズリなどの鉱石を使っていた「蜻蛉玉」は、装飾品として珍重されたのはもちろんのこと、交易品として世界中に渡り、奴隷と交換されたこともありました。
日本では江戸時代に一般に知られるようになり、「蜻蛉玉」という日本特有の呼び名(欧米ではガラスビーズ)もこの頃からのものです。
ちなみに「蜻蛉玉の」「とんぼ」という呼び名は、昆虫のとんぼの複眼のような「とんぼ柄」をした美しい玉に由来し、江戸時代中期には、すでにその名称が一般的に使われていました。
享保17年(1732年)の『萬金産業袋(ばんきんすぎわいぶくろ)』(三宅也来 編)という当時の物産案内書に、とんぼ玉について次のような記述があります。
とんぼ玉
地は瑠璃、
或は白きに赤き花の散らし紋あり。
焼物の如く見えて、
至極うつくし。
「深い赤味のある青や白色の地色に、赤い花の散らし模様がついている玉」、これを「蜻蛉玉」と呼んでいたことが分かります。
これらの「蜻蛉玉」や、蜻蛉玉が付いたかんざしや根付などは、江戸幕府の贅沢禁止令により、処罰の対象になりました。
何人もの蜻蛉玉職人たちが捕えられ、命を助けられても生涯蜻蛉玉を創ってはいけないと、誓約書まで書かされたようです。
そこで江戸の人たちは、かんざしの先に耳かきを付け「これは耳かきです」とごまかし、幕府の目を逃れたそうです。江戸庶民の反骨精神は痛快です。
現在でも、かんざしに耳かきが付いていることが多いのは、その名残なのです。
『古事記』の雄略天皇の条に、吉野に狩に出かけた時腕にとまった虻(あぶ)を蜻蛉(とんぼ)が飛んできて食べたとあり、その時以来トンボは「勝利を呼び込む縁起のいい虫」すなわち「勝虫」とされているそうです。
また、蜻蛉は素早く飛び回り害虫を捕食し、また前にしか進まず退かないところから「不転退( 退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして武士に好まれたそうです。
紀元前のメソポタミアに発祥したとんぼ玉は、中国から弥生時代に日本に伝わったそうです。
古代は装飾品として、戦国時代はお守りとして珍重されてきました。
現代では縁起の良いアクセサリーとして愛されています
「蜻蛉玉」は、英語では「Glass Beads(グラスビーズ)」、「Lampwork Beads(ランプワークビーズ)」、
中国語では「玻璃珠(Bo li zhu)」、「琉璃珠(liú lí zhu)」などと呼ばれています。
現在も世界中で作られており、製作者によって一つ一つ個性的な風合いをかもし出す手作りのガラス工芸品です。
したっけ。
危機打開の一手に
新生ばんえい競馬発足(2007年4月)時から悲願だった「一口馬主」が今春から、ばんえい十勝に導入される。「誰でも気軽に馬主気分」を味わえることにファンは大歓迎、馬主・競走馬が減り続ける同競馬の危機打開、存続に向けての確実な一手になることが期待される。共同企画する楽天競馬とシルクホースクラブは「世界唯一のばんえい競馬をなくしてはならない」と意気込んでいる。
http://www.tokachi.co.jp/news/201002/20100223-0004476.php
一口馬主は07年の金融商品取引法改正により地方競馬でも導入可能に。愛馬会法人が競走馬を購入、その費用は小口に分割して会員(出資者)を募る。馬はクラブ(馬主)法人に現物出資、きゅう舎への預託料(月額15万円)も小口で分割。JRA(中央競馬会)では30年以上の歴史を持ち、その有力クラブ「シルクホースクラブ」(阿部幸也社長、会員約1万人)とネット馬券販売の楽天競馬(投票会員約6万人)が全国から会員を募る。
阿部社長は2月中旬に帯広競馬場を訪れ「この競馬をなくすことは良くない。ばんえいのために活動する方々と手を携えていきたい」、楽天競馬の小原清治運用・企画開発室長は「馬資源の確保のために全国のファンの力を」と力を込める。
新年度にまず1~2頭から実施するが、この企画に協力する芽室町在住の作家・旋丸巴さん(NPO法人とかち馬文化を支える会専務)は「以前から必要性を訴えていた制度が実現するので感無量。馬券以外でも応援したいファンの協力で、ばん馬生産者・きゅう舎を支えてほしい」と、4月17日には東京・銀座で開催予定の説明会にも出向く。
ばんえい競馬馬主協会(大野清二会長)はかつて700人以上いた馬主が現在、438人に減少。競馬の根幹となる競走馬の確保が危機的状況だ。小坂良孝事務局長は「一口馬主をきっかけに個人馬主になる人も出てくれれば」と期待している。一口馬主の問い合わせ先はシルクホースクラブばんえい係(フリーダイヤル0120-17-7939)へ。(横田光俊)
十勝毎日新聞より
「輓曳(ばんえい)競馬」についてかんがえる2010
http://blog.goo.ne.jp/tudukimituo1028/d/20090704
ばんえい十勝オフィシャルサイト
したっけ。